夏の美山(2023年)

夏の美山ももう5回目。盛夏の恒例行事。今回は、海の日ではなく、7月29日、30日に行ってきました。梅雨も開け、とてもいい天気でした。

昨年は川が増水して、初日は川遊びができず残念でしたが、今年は例年通り。水が綺麗です。

カメラはフィルムがASAHI PENTAX KM。レンズはSMC PENTAX 28mm F3.5SMC PENTAX 55mm F1.8。フィルムは先日ヨドバシで入手したNEW SEAGULL 100。デジタルは水辺で使うことを考慮してE-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO。同時に使うことはなく、1日目はデジタルで2日目はフィルムにしました。

朝からみんなで近くのスーパーに集まって買い出し。手分けして荷物を持ち、私達を含めた2家族でまず出発。途中の道の駅で昼食を購入し、キャンプ場でタープ等の設置をして、それから休憩。カップラーメンとおにぎり。日陰は涼しくて快適です。しかし、外で食べるカップラーメンとおにぎりのおいしさといったら。

テントを張ってキャンプするのは大変ですが、タープを張って、その下で料理して、ゆっくり食事ができるような装備があったら便利かもな、と美山に来るたびに思うのですが、実際に使うのは年に数回でしょうし、メンテナンスも大変そうなので、結局アウトドア用のテーブルと椅子しか持っていません。

今回の美山は、毎回主催してくれている家族がコロナのため、直前になって不参加となってしまい、4家族が集まりました。キャンプと宿泊施設利用は半々。私達は後者。昨年から新たに洋室ができて、室内にシャワーがあるのでとても快適です。

空の青さ!
水は綺麗で、ほどよい冷たさ
ミヤマクワガタの実物を初めて見ました
捕まえた鮎

今回の目玉は「鮎つかみ」。初めて美山に行った2018年にも「鮎つかみ」をしましたが、その時とはメンバーが違い、今回参加する3家族は初めての経験。とても盛り上がりました。普通に泳いでいる鮎を手で掴むのは至難です。追い込むか、水量を減らすかして、動きを封じないと捕まえられない。いつもは写真ばかり撮っている私も、今回は真剣に鮎捕獲に挑戦し、8尾ほど捕まえました。

捕まえた鮎をメインに夕食。塩焼きばかりでは飽きるので、フライにもしつつ、大いに食べ、飲み、話す。鮎をこんなに贅沢に食べられるのは珍しい。合計7尾ほどいただきました。

鮎の塩焼き

夜になると気温は下がり(翌日宿の人に教えてもらったところによると、最低気温は21℃だったようです)、とても快適に過ごせました。我々は宿泊施設に戻り、シャワーして就寝。

翌日、キャンプ組と合流して朝食をとり、子どもたちはまた川へ。私はひとり「かやぶきの里」へ。駐車場が9時からなので、それに合わせて向かいます。暑いけれど、朝のうちはまだ大丈夫。観光客も少なく、途中で3組くらいを目撃する程度です。

ASAHI PENTAX KMに、まずは55mm F1.8を付けて。途中で28mm F3.5に交換。PENTAX KMって、自宅でレンズを付けてファインダーを覗くと「暗っ」と思うのですが、屋外で使うと気にならない。

今年も知井八幡神社に行きました。昨年は50mmでしたが、今年は28mmで。被写体は同じでも画角が違うと見え方も変わりますね。

左側の碑は普明寺のもの
お地蔵さん
民宿 久や
知井八幡神社
今年も「茅の輪」があります
本殿
帰る頃には、少しずつ観光客が多くなってきました

キャンプ場に戻り、撤収作業。昼前には解散し、近くの蕎麦屋さんへ。

もく庵

蕎麦はもちろん、鹿肉のメンチカツや山菜おにぎりなどを頂き、満足の昼食。帰路につきます。

家の近くの写真屋さんに撮影したフィルムを出しに行くと、スキャナが壊れてデータ化できない旨を伝えられました。ショックを受けながらも、自分でもデータ化は一応できるし、と現像のみ依頼。カメラのキタムラ等でもできるのですが、あまり満足できる仕上がりではないので。こうして公開できるデータを得るのには、少し紆余曲折ありました。そのあたりはまた別の機会に。

夏の美山は来年も是非行きたい。写真的には秋もいいだろうな、と思います。