2020年に購入したもの

2020年ももう終わりですね。今年も購入したカメラ関連のものを振り返ります。

2019年からマイクロフォーサーズの年でした。EOSやらペンタックスの古い一眼レフ用のレンズ、NEX用のレンズなどを下取りに出し、マイクロフォーサーズをメインに据えたのです。強力な手ブレ補正とコンパクトさを生かして、イルミネーションなど、いろいろと撮影をしました。年末から娘が入院(2月初旬まで)し、バタバタとした年末年始を過ごし、すぐに新型コロナウィルスが猛威を振るい、春くらいまでは、じっとしていたような気がします。

その反動か、6月にEOS 5D MarkIIを購入し、ついにフルサイズ。「ついに」といっても、43,800円なのでE-M1の方が1万円ほど高いのだけれど、フルサイズで曲者なのは、高性能レンズが欲しくなることなのだな、と実感した1年でした。2018年12本(4本手放しました)、2019年8本(1本手放しました)、2020年7本と減っているのだけれど、平均価格は上昇しています。

今年はシンプルにリスト形式で列挙。詳細はリンク先を参照。

リンクのないものについて、少し詳しく説明します。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7II

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7IIは運動会用という理由を付けて買ったレンズです。実際、135換算で600mmは運動会で大活躍しました。肉眼では子どもを見つけることすら難しい状態で、このレンズを付ければすぐに見つかりました。600mmだけでは画角が狭すぎますが、150mmからのズームというのが便利。小学校の広い校庭で使うには、必須の焦点距離だと感じました。
いささか暗いので、感度を上げてシャッター速度を上げて使わないと被写体ブレを抑えられません。
性能は「600mmでこの価格なら、そんなところだろうな」という感じです。全体的にちょっと甘い。高感度にせざるを得ない点も合わせて、高画質とは言えませんが、子どもを撮る場合、画質云々より写っていることが大事なこともあります。
もともと使っていた40-150mmだと、全く足りなかっただろうな、と思うので、買って良かったレンズです。使用頻度は低いけれど、とても実用的です。

EF 50mm F1.4 USM

1993年発売の昔ながらのレンズ構成を持つ50mm F1.4。デザイン的にも、初期のEFレンズっぽい。ただフードはEF 85mm F1.8 USMと違いバヨネット式でした。
新世代の高解像度タイプではない、開放ではフレアがかって少し甘く、絞り込むと解像度も高まり、周辺光量の低下も気にならなくなる、というタイプ。ニッコール・オートほどフレアっぽくはなりませんが、表現として敢えて使う場合でないと使いにくいほどです。同じ焦点距離ですでに所有していねEF 50mm F1.8 STMは、開放が暗めだからか新しいせいか、開放時の甘さはマシな感じがあります。ただまあ、実用上、この2本にそんな違いはないというのが一般的な結論だとは思います。ただ、F1.8の方は使用感にちょっと不満がありました。
まず、STMがあまり好きじゃない。ちょっと遅い。あと、フォーカスリングはあるのだけれど、バイワイヤなので電源が入っていないと動かない。実用上問題はないのだけれど、不満は不満。
実はSIGMAのArtシリーズを何度か買いかけたのだけれど、気軽に使えるサイズと重さじゃない。性能が素晴らしいのは確かで、そのサイズにも意味があることは理解しているにしても、大きく重いことは事実です。あと、50mmの画角がちょっと狭いかな、とフルサイズを使うようになって感じることが多くなってきました。35mmの方が使いやすいな、と。
そんなわけで、このレンズの「ほどよさ」に魅力を感じて、購入に至りました。

もう、これ以上欲しいレンズはありません。ボディも上を見ればキリはないのですが、不満は特にありません。

そういえば、PC環境を充実させた年でもありました。年末に息子がマインクラフトをしたいというので、使っていたPCを譲り、Surface Laptop 3 13.5インチモデルを買ったものの、いろいろと不満が出たので、中古でデスクトップPCを買いました。4TBのHDDを内蔵し、大容量データでも安心。あとNASも買いました。

来年は、今あるレンズを使って、いろいろと撮影したいと思っています。