河内の風穴(かざあな)

8月最初の日曜日、河内の風穴に行ってきました。詳しい紹介サイトはこちら。ウィキペディアの記事はこちら

今回は妻のリクエスト。定期的に無性に行きたいところが出てくるようです。昨年は「別府の地獄巡りに行きたい」という希望があり、大阪南港から夜にフェリーで出て、朝から別府で地獄巡りをし、帰りはフェリー泊、という弾丸ツアーを2020年12月に予約までしたものの、コロナウィルスの感染拡大で中止した経緯があります。いつか行きたい。しかしまあ、別府に泊まってもいいんじゃないかな。温泉宿とかよさそう。

それはともかく、今回は「鍾乳洞的なところに行きたい」という希望です。第一希望としては、2013年1月に納車されたばかりのスイフト・スポーツ(ZC32S)の慣らしを兼ねて、和歌山の白崎海岸に行ったときに寄った戸津井鍾乳洞だったようですが、ちょっと遠いので、いろいろと探した結果、「河内の風穴に行きたい」というリクエスト。そういえば、中学・高校時代の友達と河口湖畔へ旅行したとき、富岳風穴(ふうけつ)というところに行った記憶があります。そういうのが好きなのかも知れません。

カメラはEOS 5D MarkII、レンズはEF 16-35mm F4L IS USM。明るいレンズがいいかな、とも考えましたが、広いところのようなので超広角で。

駐車場に車を停めて橋を渡ると、この神社があります。神社に二宮金次郎像の組み合わせが珍しい気がします。

16mm F4 1/40 ISO100

そしてすぐ入場料を払う入口があり、少し奥に歩くと下のような場所です。川遊びもできる、という情報を得て楽しみにしていました。とはいえ、まずは風穴なので先に進みます。

16mm F4 1/30 ISO800
16mm F4 1/125 ISO800

川沿いの道を歩き、鉄製の階段を登ると風穴の入口はすぐ。とてもひんやりした空気が流れてきます。常時12℃といいますから、外気温が35℃に迫らんとする夏に入ると、寒いくらいです。

風穴の内部はとても広く、16mmでも狭いくらいです。暗いのでISO3200。拡大するとノイズが目立ちますが、縮小して見ればそこそこ見られます。

16mm F4 1/25 ISO3200
16mm F4 1/30 ISO3200

小さな横穴がそこここにあり、ライトを照らして中を見てみたり、子どもたちは少し入ってみたりして満喫しました。妻も子どもたちも楽しそうで何より。私もバシバシ写真を撮って満足です。

16mm F4 1/15 ISO3200

風穴から出ようとしたら大雨になっていて、持ってきたおやつを食べながら少し雨宿り。30分くらい待っても、やむ気配もないし、少しはマシになってきたし、子ども用の着替えは持ってきているし、レインカバーつきのカメラバッグだし、出ることに。残念ですが川遊びはパス。

車で着替えて、近くの茶屋でかき氷を食べている間に雨はやんでいました。茶屋の裏の川がいい雰囲気なので撮影しようとしたら、フィルターの内側とレンズの間が結露して、下のような写真しか撮れず。

16mm F5.6 1/160 ISO100

フィルターを外して撮影しても、こんな感じ。結露はよくないので、あとはそっと置いておきました。帰宅してチェックしたらフィルターは外したせいで汚れましたが、レンズは綺麗でひと安心。

16mm F5.6 1/160 ISO100

帰り道で公園を見つけ、子どもたちが遊びたいというので、車を停めて、大人は濡れた服を乾かし、子どもたちは遊具で楽しみました。炎天下なので、我々以外は誰もいない。

公園を見たら遊びたくなる気持ちって、子どもの頃の気持ちを覚えていないからか、とくに公園が好きな子どもじゃなかったからか、私にはちょっとよくわかりません。でもまあ、暑いしそろそろご飯食べに行こう、といっても嫌そうなので、よほど楽しいのでしょう。

バッタの多い公園で、寄っても動じないショウリョウバッタがいたので撮影。イネ科っぽい草がいいんでしょうね。カマキリがいそうなものですが見つけられず、残念。見つけたからといって捕まえるわけではありませんが、見つけられたら嬉しい。

35mm F5.6 1/200 ISO100 トリミング

近江ちゃんぽんを食べて帰宅。これがおいしい。長崎ちゃんぽんとは違うものですが、おいしい。滋賀県にしかないのかと調べたら、わりと近くにも支店があり、今度行こうと思います。