新しいカメラバッグについて

HAKUBA カメラバッグ GW-PRO RED ズームバッグ プロ 7L

カメラバッグについて考え出すとキリがないのは、カメラを持ち出すあらゆるシーンというか、写真を撮りたいと思う様々な場面に最適な唯一のカメラバッグが存在しえないからだと思います。

現在は以前に書いた記事でも書いたように、車で移動するときは、モンベルの保護ケースに入れて、目的地に着いたら取り出して、カメラは基本的には裸で持つようにしています。ただ、電車で撮影に行く場合は不便なので、カメラリュックでも買おうかな、ということを書きました。

結局リュックにしなかったのは、ちょっと大きすぎるから。大は小を兼ねる、という説もありますが、どう考えても大きすぎます。基本的に交換レンズは持ち歩かず、ボディに付けたレンズ1本のみで撮影しますから、複数の交換レンズを持ち歩く前提の設計になっているカメラバッグでは、無駄なスペースが多すぎます。

あと、リュックは中の物を出し入れしにくい。上下2気室で上には財布やスマホ、下にカメラとレンズというタイプが便利かと思っていたものの、脳内シュミレーションしてみると、上気室に入れたものを取り出すのに、リュックを下ろすのは面倒すぎます。といって、すぐに取り出したいもの用のショルダーバッグを別に持つとしたら、カメラを取り出した後のカメラリュックには何も入っていない、ということになりかねません。

財布やスマホなどはもともと使っているバッグに入れるとして、「カメラとレンズ、そしてクリーニンググッズや予備のメモリーカードといった撮影用品一式が入るバッグ」という観点で探して、結果として購入したのが写真のバッグです。

HAKUBA カメラバッグ GW-PRO RED ズームバッグ プロ 7L。もう廃盤品のようで、公式サイトに情報がなく、発売当時のプレスリリースにも詳細情報はありませんが、バッテリーグリップを装着したフルサイズ一眼レフに、70-200 mm F2.8クラスのレンズを取り付けたままで収納できるバッグで、ショルダーベルト、ウェストベルト付き。ポケットは薄型のものが外側に3箇所あって、レインカバーが付属しています。Amazonで6,980円で購入しました。後継品が出ていて、ポケットの数が増えて便利そうですし、高機能素材で防水性が高そうです。

EOS 5D MarkII + BG-E6を入れた状態

実際にカメラを収納してみたのが上の画像。70-200mm F2.8クラスのレンズほどに大きいレンズは持っていないので、奥行方向には余裕がありますが、開口部はぴったりサイズです。奥行方向の余裕は、手持ちのレンズならフードを取り付けたまま収納できるだろう点や、奥に撮影グッズを入れておけるだろう点で便利なんじゃないかと思いまして。実際、現物を確認すると想像したとおりの使い方ができて満足です。

早めの梅雨に入って、不順な天気が続いていますが、レインカバーもありますし、有効に使いたいと思います。