40mm、45mmと50mm

EF 40mm F2.8 STM、TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD、EF 50mm F1.8 STM

初めて購入したオートフォーカス一眼レフが、2003年に中古で買ったEOS650で、すぐEOS 50Eを買い足し、その流れからEOS 30Dを手に入れた経緯があるので、EFマウントのレンズは何本か買ったことがあります。

2019年にレンズ交換式デジタルカメラのメインをマイクロフォーサーズにしようと思って、EOS 30Dで使っていたEF 17-40mm F4L USMを売却しました。ただ、EOS 30D用にレンズが1本もないものなあ、と思ってEF 50mm F1.8 STMは残しておきました。

メインはマイクロフォーサーズにしようと決心したはずなのに、ふらふらとフルサイズに引き寄せられて、2020年6月にEOS 5D MarkIIを買ったせいで、EFマウントのレンズが増加傾向にあります。

好きな画角についてでも書いたように、標準レンズが好きなこともあって、40mm、45mmを追加で入手し、50mmと合わせて、標準域5mm刻みのラインナップになりました。

EFマウントは今のところ、40mm、45mm、50mm、85mmという単焦点のみです。子ども関連のイベントとか、旅行であればマイクロフォーサーズのズームレンズを使いますが、そうでない限りはたいてい単焦点レンズです。
フィルムで写真を撮っていた2000年頃、基本的に1960~70年代の一眼レフとそれに合うレンズばかり使っていまして、だいたい単焦点でした。
古い町並みをぶらぶら歩いて、ぽつぽつ写真を撮るのが好きだったので、レンズ交換してまでバリバリ撮る感じでもなく、だいたいは28mmレンズを付けて撮っていました。そのせいか、撮影中にレンズ交換をする習慣がない。「今日は○○mmの画角ね」という感じで、視野が固定されるというのか、そのレンズで撮れるようにしか撮らない。

そういう使い方しかしないので、40mm、45mm、50mmを同じときに使い比べたことがありません。

50mm F3.2 1/3200 ISO100
45mm F6.3 1/1000 ISO100
40mm F3.5 1/250 ISO1600

ごく個人的な感覚的でいうと、40mmは広角っぽい。ぱっとファインダーを覗いたときに「お、意外と広いな」と少し寄りたい気持ちになります。
50mmは普通というか、馴染みの、というか。45mmも50mmとそんなに変わらない。ちょっと広角っぽさがあるのかと思っていましたが、そんなこともない。

まだあまり使い込んでいませんが、45mmには手ブレ補正がついているので、暗いときに便利じゃないか、と思っています。意外と大きくて重いんですけどね。50mmは標準です。「標準とは28mmであって、50mmなんて中望遠だ」と声高に主張したい時期もありましたが、今は50mmが標準であることに異議なし。40mmはとてもコンパクトなのと、意外と広角が欲しいときもあるので、身軽にいきたいときと、室内とか狭いところで撮る可能性があるときに付けます。

前述の通り、85mmを持っているので中望遠はそれでいい。望遠は70-200mm F4 ISがあれば便利かな、とも思うのだけれど、子どもを撮るのに200mmでは足りないので、そこはマイクロフォーサーズでいいかな、と思います。

次は広角レンズが欲しいな。24mmは広すぎるし、35mmは40mmと近すぎるので28mmかな、と考えたりもするのですが、50mmが標準と感じる最近の感覚からすると、広角すぎる気もして、決めきれずにいます。

そういうときは手持ちのレンズで撮ればいい、ということでしょう。たまにはレンズ2本態勢で、40mmと85mmで、というのもいいかもしれませんね。