フルサイズ用のEFマウントで、広角レンズをどうしようかな、といつものようにウジウジ考えています。
手持ちの画角としては24mmが最も広角です。マイクロフォーサーズ用の12-40mmがそれですが、135換算で50mmあたりのレンズを主に使っている私からすると、24mmは広すぎます。
EOS 30Dをメインに使っていた頃は、17-40mmを使っていましたが、135換算で言うと27-64mmなので、標準ズームといっていい画角です。マイクロフォーサーズをメインにすると決めたときに売却しましたが、今となっては、持っておいてもよかったかな、という気もします。
ただ、EF 17-40mm F4 L USMをフルサイズで使うと、四隅の解像度が低い、という評価を目にしますので、持っていたとしても、ウジウジ考えていた可能性はあります。
今まで使ったレンズで最も広角だったのは、Ai Nikkor 20mm F2.8S。あまりに広すぎて、2回くらいしか使わずに売却した覚えがあります。
今のところ、EFマウントのレンズとして、望遠側から85mm F1.8、50mm F1.8、45mm F1.8、40mm F2.8というラインナップです。望遠と広角がない。
広角レンズがひとつくらい持っていてもいいんじゃないか、という気はします。私の用途からすると、28mmと35mmがあればいいのかな、と思いますが、使用頻度は低めなので、単焦点を2本買うのもどうか、という気がします。
EFマウントレンズは単焦点で揃えようという気持ちでいたのですが、広角に限ってはズームにしてもいいかな、と思います。手持ちのレンズと重複しない、35mm未満の広角ズームとか面白そうです。
純正のEF16-35mm F4L IS USMかTAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDあたりが画角的にもサイズ的にもよさそうだな、と思っていますが、悩みどころは前者がわりと高いこと。
中古でも10万円弱。評価を見ると、とてもよさそうです。解像度は高く、手ブレ補正もついて安心。そのわりにはお手頃な価格設定だとは思います。ただ、私の使い方では28mm未満の超広角の明確な用途はとくにありません。面白そうかな、と思うだけです。そのために10万円。うむ、と躊躇してしまいます。
そこで後者が候補に挙がってきます。前者の半額くらい。手ブレ補正はありませんし、AF速度も速くないようですが、画角としてはそんなに変わらず、安い。こっちで試してみたらいいんじゃないか。
しかし安いということで言えば、EF28mm F2.8 IS USMの中古の方が安い。美品でも3万円台です。24mmを広すぎると感じるくらいですから、結局28mmでいい、という考え方もあります。35mmは40mmを持っているんだから、そこまで細かく刻む必要もないんじゃないか。単焦点で手ブレ補正も付いて、ズームと比較すれば明るい。ただ、周辺光量落ちがわりと目立つ感じです。被写体によっては全然気にならないし、気になる場合は現像時に処理すればいいのだけれど、まあ買うときには、そういうのは気になるものです。
そんなわけで、結局何も買わないまま。