EOS-1 HSのグリップ問題

2023年9月に購入したEOS-1 HS。やっぱり大きく重い。以前、ひとしきり標準のグリップを追加購入しようかと検討した結果、いくつかの障害があり、EOS 650でいいじゃん、という結論に達しました。

EOS-1 HS

標準グリップのメリットは軽量コンパクトなことです。2CR5という1000円以上するリチウム電池が必要なのですが、EOS 650と同じなので共用できます。中古価格は4000円から5000円くらいです。まあ、高いけど、買えない価格ではありません。

ただ障害はそこではなく、標準グリップにするには、それ以外に必要なパーツがあることです。HSに付属のパワードライブブースターを取り外すと、底面に開口部があります。パワードライブブースター内のモーターとの連結部分で、標準グリップを取り付ける場合は開いたままになってしまうので、蓋が必要です。その蓋が高い。500円以下で売られていたものが、2000円くらいします。また、標準グリップとその蓋がセットになっているものもありますが、きっちりその価格が上乗せされているだけで、あまりお得感はありません。まあ、買えない価格ではないですが、本体が15,800円なのに、標準グリップにするのに6000円から7000円って…と考えた結果、コンパクトなEOSが使いたいなら、EOS 650でいいじゃん、という結論に達したわけです。

そのときは。

EOS-1 HSを手にすると、EOS 650との違いを感じます。ファインダーもシャッターも、ずいぶん違う。

そしてまた標準グリップと蓋(カプラーカバー)を探したのですが、お手頃なのがない。そんな中で気づいたのが、そういえばEOS-1NにはDPっていうモデルがあったな、ということ。バッテリーパックBP-E1がセットになったモデルで、標準グリップよりは大きく重いのだけれど、パワードライブブースターよりは明らかに小さく軽い。バッテリーパックBP-E1はEOS-1でも使えて、200gは軽くなるようです。それに電源は2CR5と単3型乾電池4本の両用(切替式)というのもメリットです。

探してみると、カメラのキタムラに良品が4800円で出ている。安いのか高いのか分かりませんが、バッテリーパックBP-E1は底部を覆うので、カプラーカバーがいらないから、標準グリップ+カプラーカバーよりは割安かな、というわけで購入。届くまで1週間くらいかかるみたいなので、使用感はまた後日。

そんな中、Yahoo!オークションでカプラーカバーが即決350円(送料込み)で出品されているのを発見。安い。ちょっとピンボケの画像ですが、明らかにカプラーカバーE1です。うむ。いますぐ必要じゃないけど、買っておくべきじゃないか、と考えて落札。

標準グリップもそこそこの出物があれば入手したいな、とは思います。こういうのって、出会いなので、今はいらないし、バッテリーパックBP-E1を使ってみて、ですね。