Nikon Df

2023年2月10日、マップカメラで中古美品(元箱・取扱説明書・バッテリー・チャージャー・ソフトシャッターレリーズ[AR-11]付き)を購入。2月12日に届きました。

2023年2月7日にNikon Z fcのブラックが発表されました。Z fcについては、ミラーレスだし、撮像素子がAPS-Cだし、興味はほとんどなかったのだけれど、ブラックの写真を見て、恰好いいな、と。ブラックボディのカメラとは縁がなくて、ひとつ欲しい気持ちは以前からあります。それに純正のアダプタで古いFマウントレンズも使えるから、レンズを揃えるコストがかからないし、カメラ自体そんなに高くない。「あり」だな、とぼんやり考えていました。

そんなとき、ニコンダイレクトのメールマガジンで、バーガンディの貼り革に張り替えた限定モデルの案内がありました。2月9日のことです。これもまた恰好いい。どうせAFレンズは欲しくなるに決まっているので、NIKKOR Z 28mm F2.8 (Special Edition)とのセットを買うとして16万円強。まあ高いんだけれど、買えなくはない。カートに入れて、確認まで行ったのだけれど、結局買わず。まあ恰好いいし面白いけど、予約してまで買うほどじゃないな、という気持ちが決済ボタン押下を阻止したんだと思います。

ふらふらとNikon Dfに引き寄せられたのは、その不完全燃焼した気持ちが影響したのかもしれません。

2月10日に届いた、カメラのナニワのメールマガジンに、Nikon Dfのブラックが掲載されていました。恰好いい。13万円強で程度はB。このとき、意外と安いな、と思ってしまったのは、Z fcを購入直前まで行っていたせいだと思います。普通なら10万円を超えるカメラやレンズなんて、チェックはすれど、実際の購入対象には入らないので。

カメラのナニワの個体は傷が多めだったので、他のDfはどんな値段なんだろう、とついついマップカメラを見てしまったところ、珍しく美品がひとつありました。

以前、Nikon Dfについて調べたことがあります。生産中止が発表される前で、綺麗な中古で12、3万円が相場でした。新品でも16万円くらいだったと思います。生産中止が発表されるや中古価格は15万円程度に上がり、美品は出たらすぐに誰かが買うのかあまり見なくなりました。

そんなところに美品、シルバー、元箱付き。悩むことなく買いました。今がそのときなんだろう、と。

Nikon Df + NIKKOR-O·C Auto 35mm F2

12日の午前中に届いたので、なら瑠璃絵に行くのに持っていこうかな、と考えて触ってみたら、操作方法が全然わからない。ニコンのカメラはいろんな種類を使っているような気持ちがしていたのだけれど、よくよく考えたらフィルムしか使ったことがないので、デジタル一眼レフであるDfを初見で使える道理はありません。まあ、このまま何も知らずに持っていくのは危険と判断して、予定通りEOS 5D MarkIIを持っていきました。

マニュアルを読んだり、ネットで調べたりして、使い方が分かってきました。Ai方式のレンズなら焦点距離と開放F値を設定し、レンズを装着してその設定値を呼び出すだけで、絞りリングで絞り設定ができます。それで絞り優先AEが可能。ただ、非Aiは焦点距離と開放F値を設定して、レンズを装着しても設定値を呼び出しても連動しないので、絞りリングでセットしたあと、サブ電子ダイヤルでカメラに設定した絞り値をセットする必要があります。文章にすると面倒だけれど、実際にやってみるとそう面倒でもないし、私の場合、絞り値はそんなに頻々に変更しないので、大きな問題にはならないでしょう。

1/4000までシャッターが切れるのがよい。最高速が1/1000のカメラにISO400のフィルムを通しているので、晴天の日中屋外だと、F8とかF11を常用することになります。絞りは開けばいい、というものではないけれど、選択肢が広がるのはありがたい。

あと、画素数が1600万というのも、またいい。EOS 5D MarkIIの2000万画素でも大きすぎると思っているくらいなので、データサイズ的にちょうどいい。

ちなみにショット数は448。コレクション用だったのか、買ったけど使わなかったのか。普通に使っていたら、2、3回使ったら到達するショット数です。

まだちゃんと撮影に使えていないので、使い勝手や画質についてはまた別記事で。