2022年9月25日、三連休の最終日、OLYMPUS TRIP 35の試し撮りを兼ねて、明石に行ってきました。
25年くらい前のことだと思いますが、家族で何度か行ったことがあります。魚の棚商店街で「卵焼き」を食べたこと、たこフェリーで淡路島の岩屋まで行って、特に何もすることがなくて、すぐ戻ってきたことなどが思い出されます。その頃はカメラを持っていなかったし、写真にも興味がなかった気がします。
今回は「卵焼き」を食べて、商店街をうろうろして、海を見て、明石公園で遊ぼう、という計画です。
久しぶりに明石に行って、いい町だな、と思いました。
商店街は充実しているし、海も近い。新しいショッピングモールもあるし、明石城跡の公園も広い。ちょっと暑い日でしたが、日陰は涼しくて秋を感じました。
OLYMPUS TRIP 35は購入したときにも書いた通り、ピントはゾーンフォーカス、露出はセレン光電池による自動なので、フィルムを巻き上げて、ピントを調節して、シャッターを押すだけです。今回はILFORD XP2 SUPER 400を通しました。おまけについてきたFUJICOLOR 100と悩んだのですが、私の基準のフィルムがILFORD XP2 SUPER 400なので、まずはこれだろう、と。
シャッターストロークも長めだし、ファインダーはブライトフレームがあるとはいえ、写る範囲は曖昧です。もともとレンズでけられてますしね。
ただ、きっちり撮りたいのなら一眼レフを使えばいいし、そういう厳密さを期待して買ったカメラではありません。デジタルがメインのときに、気軽に使えるフィルムカメラとしてはいいと思います。「きっちり」はデジタルに任せて、フィルムでは気楽に、というシーンに最適です。ISO400のフィルムであれば、屋外だとだいたいは絞り込まれるので、遠景を撮る分にはピントの心配も少ない。近くを撮るときは注意が必要です。子どもたちを撮った写真は、ピントを外しているのが多かったです。距離の感覚を鍛える必要がありますね。
帰りは中国道が少し渋滞していましたが、早めに帰路についたこともあって、遅くはならずに帰ってこられました。
今度は電車で行くのも楽しそうだな。