OLYMPUS TRIP 35

2022年9月16日、ミーナ本店で購入。連休を挟み、21日着。23,000円は高いのだけれど、ケースや試し撮り用フィルム(FUJICOLOR 100 36EX)が付いていて、メンテナンス済みで3ヶ月保証というのを考え合わせた結果、買うことにしました。

商品が到着して開封すると、おまけとして純正フィルター(SKYLIGHT 1A:銀枠で前面にネジがないタイプ)がついていて、ラッキー。

OLYMPUS TRIP 35

公式サイトによると「1968年に発売されたフルサイズの小型EEカメラ。発売後20年間、高品位な描写力と使いやすさ、故障の少なさ、安い価格が人気を集めた超ロングベストセラー機」とのこと。また「小旅行に気軽に持って行けるカメラとして『トリップ』と名付けられた」そうで、このあたりも気に入っているポイントです。小旅行にぜひ持っていきたい。

諸説ありますが、シリアル番号を調べているサイトによると540万台は生産されたのではないか、ということです。ちなみに私が手に入れた個体はわりと若いシリアル番号(35万番台)で、フィルム圧板裏側の文字によると、1969年9月製造。奇しくも手持ちのNikon Fとほぼ同じ頃です。

ピントはゾーンフォーカス、露出はセレン光電池による自動。シャッター速度は1/30と1/250の2段階切り替え、絞りはF2.8からF22というシンプルな機構。電池不要。暗い場所などではファインダー視野内に赤いインジケーター(赤ベロ)が出るので安心。

レンズはD.Zuiko 40mm F2.8。4枚構成なので、おそらくテッサータイプだと思います。40mmという焦点距離がよい。

もともと自動露出のカメラに興味がないのもあって、少し前までは全く意識していませんでした。

フィルムをメインにしながらもデジタルで撮りたいときにRX100を使うことが多く、コンパクトデジカメの便利さを再認識しました。その流れで、デジタルメインだけどフィルムでも撮りたいとき用のコンパクトなカメラがあったら楽しいんじゃないか、という視点からいろいろとカメラを探していて「発見」しました。

比較検討した結果、OLYMPUS TRIP 35を買おうと決めたわけではなくて、OLYMPUS TRIP 35を「発見」したときに、これが欲しい、と思いました。何よりかたちがいい。

これから試し撮り。フィルムは買ったときについていたFUJICOLOR 100にするか、いつものILFORD XP2 SUPER 400にするか悩んでいるところです。