モノクロームで撮る伏見

2021年12月19日、Nikon FにILFORD XP2 SUPER 400を通して、中書島駅から伏見桃山駅までをうろうろ。レンズは前回鴨川で使って気に入った24mm F2.850mm F2も持ってきましたが、結局交換せず、全て24mm。

前日に注文した露出計が朝に届いたので、持参しました。

iPhone用の露出計アプリをインストールしたのですが、測る度にiPhoneを取り出すのも面倒なものです。

以前からフォクトレンダーのVCメーターが気にはなっていたのですが、わりと高いし買わずにいたら、手頃なものが出ることをTwitterで知り、購入しました。

20年くらい前に購入したスタジオ・デラックスは、1年ほど前に久しぶりに取り出してみたら、全く反応しなくなっていました。

この露出計はアクセサリーシューに取り付ける足が付いているタイプです。ただ、Nikon Fにはアクセサリーシューがないので、ポケットに入れて、必要なときに取り出すことにしました。

そうするとISO感度ダイヤルが動いてしまい、不便でした。まあ、ポケットに入れて使うようにはなっていないのでしょう。

とはいえ、毎回露出を測るわけではありません。とくに今回のような晴天の屋外で、使うフィルムが露出にシビアでなければ、明るさが大きく変わるときに確認する程度です。今回も37コマ撮影して、露出計を取り出したのは5回くらい。でも、ないと不便なんですよね。

中書島駅を出て伏見港公園を通り、三栖閘門を見てから濠川沿いに北上、濠川に沿って西に曲がり、酒蔵あたりをウロウロして、商店街を通って伏見桃山駅まで、というコース。このあたりは古くからの町並みが残っているし、そんなに混雑していない。何より自宅から近い。

前回は昨年の大晦日なので、約1年ぶり。もう少し頻繁に行ってもいいな、と思いました。

今回は現像はカメラのキタムラ、デジタル化はE-M5 MarkIIのハイレゾショット。不満ない画質。

撮影したフィルムを見ると、暗部から明部まできっちり残っています。デジタル化したままだと、コントラストが低いのでだいたいは補正します。とくに基準はないのだけれど、今回は実際の明暗差が大きかったように感じたので、シャドウを落としました。

伏見みなと広場 F11 1/500
三栖閘門 F11 1/500
濠川と酒蔵 F11 1/500
竜馬通り商店街 F11 1/500
竜馬通り商店街 F11 1/500
F8 1/500
F8 1/250

36コマというのが、少ないようでちょうどいい。