2026年1月14日、6回目のモノクロフィルム現像。前回が2025年11月3日だったので、2ヶ月ぶり。今回も備忘録として、いろいろと書いておきます。
前回、うたろうさんに教えてもらった、ILFORD ILFOTEC DD-Xの1:9希釈でうまくいったので、今回はKENTMERE PAN 100でどうなるか試してみました。
カメラはLeica IIIf、レンズは前半がSummitar 5cm F2、後半がW-NIKKOR・C 3.5cm F2.5。
現像時間については、1:9希釈での明確な例がなく、いろいろと調べた結果、1:4希釈の現像時間に+40%という記述を見つけ、それで試してみることにしました。
KENTMERE PAN 100をILFOTEC DD-Xの1:4希釈で現像したことがあり、そのときは8分40秒でした。満足行く結果だったので、そこに40%追加し、12分としました。現像データは下記の通り。
水温が低いので、前日からペットボトルに入れておいたところ、22℃とほどよい温度になりました。
KENTMERE PAN 100
水温22℃
現像12分 (ILFORD ILFOTEC DD-X)
1:9希釈 水315ml、液35ml 新たに調合
10秒撹拌、1分ごとに10秒撹拌+トントンの繰り返し
停止30秒くらい (富士フイルム 富士酢酸50%)水330ml、液20ml
ずっと撹拌
定着5分 (ILFORD RAPID FIXER)水280ml、液70ml
1分撹拌、以降1分ごとに撹拌+トントンの繰り返し
水洗
水注入→2回攪拌→水排出
水注入→5回攪拌→水排出
水注入→10回攪拌→水排出
水注入→20回攪拌→水排出
水切剤30秒 (富士フイルム ドライウェル)水350ml、液1.75ml
撹拌して排水
クリップで挟んで風呂場で乾燥
水洗は、これまたうたろうさんに教えてもらった、ILFORD RAPID FIXERのテクニカルデータシートにも書いてある方法を試してみました。これでいけるのなら、水を流し続ける必要もないし、早い。
結果はフィルムの特徴なのか、比較的コントラストが高めでした。これは好みの問題ではありますが、フィルムをいつものようにデジタル撮影すると、後処理がしやすかったです。
少し気になったのが、乾燥後、液の跡が残ったことです。水切剤を入れているので、すっと流れて気になるほど跡が残ったことがないので気になりますが、デジタル撮影した状態で何らかの処理が必要なほどではないので、あまり気にしなくていいのかもしれません。
粒状性については、前回とても結果がよかったFOMAPAN 200で撮影したものとの比較画像を作ってみました。一応同じ被写体ですが、季節も時間帯も天気もレンズも違います。ただ、粒状性に着目して比較してみると、ほとんど変わらないんじゃないかと思います。このフィルムと現像方法はありだな、と感じました。
というのは、私の場合FOMAPAN 200の入手性がよくないのです。先日、カメラのナニワ心斎橋店で見つけて買いましたが、かわうそ商店では欠品になっていますし、ヨドバシカメラでは販売されていません。また、DXコードがないのも少し不便に感じるところで、Nikon F60DはDXコードがないフィルムは使用不可なのです。まあ、F60Dをどれほど使うのか、ということではありますが、使えない組み合わせがあるのは気になります。
そんなわけで、KENTMERE PAN 100は入手性もいいし、そんなに高くないし、DXコードもあるし、ということでよさそうなんですが、同じシリーズでISO200のものもあり、これも購入してあります。コントラストが高め、というレビューが多いのですが、あまりに高いと調整しにくいので、どの程度なのか確認してみたいところです。
今度はKENTMERE PAN 200を試してみたいと思います。



