
2019年2月8日にキタムラのネット中古で見つけ、8980円とお手頃だったので即購入。元箱・樹脂ケース付き。
マルチコートされたニッコール・オートで綺麗そうなものは確保しておこう、と思っていた時期だったのです。
ちょっと大きめのゴミがありますが、基本的には綺麗なレンズ。樹脂ケース付きははじめて。画像では見たことがありましたが、実物は初めて見ました。
135システムで24mmというのは、超広角というか、私にとっては縁のない画角ですが、FD 24mm F2.8 S.S.C.のところにも書いた通り、APC-Cとマイクロフォーサーズだと、使いやすい画角になります。

ニッコール千夜一夜物語にもあるように、近距離補正がなされるので、0.3mまで寄れます。
2021年10月に「猪苗代カメラ工房」でオーバーホール。費用は13,750円でした。購入価格を上回っていますが、ヘリコイドがスカスカだったこと、大きめのゴミがあること、外観の程度がとてもよいこともあり、お願いしました。
戻ってきたレンズをフィルムカメラに付けて使ってみると、24mmの使いやすさに気付きました。広々としたところでは、ちょうどいい画角です。28mmより明らかに広いけれど、20mmのように使いにくくはない。50mmと24mmのセットが、新しい定番になりそうです。
作例

