2021年12月26日、上桂の鰻屋さんに行ったついでに、松尾大社に行ってきました。今まで松尾大社には全く縁がなかったのだけれど、上桂の鰻屋さんを知ってからは、必ずその前後に行くようになりました。矢で樽を射て、運勢を占う「樽うらない」と、庭の鯉にエサをあげるのが子どもたちに人気なのと、私も写真を撮れて楽しいので。
カメラはタイトルにあるようにEOS 5D MarkII。最近はフィルムカメラばかり使っていたので、久しぶりです。レンズはTAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)。素晴らしいレンズです。めっちゃ重いけれど。今回はストラップを忘れて、バッテリーグリップ付きの本体とレンズで2kgくらいはあったと思います。意外と手は疲れなかったので、重量バランスがいいのかな。
フィルムで撮るようになって気付いたのは、レンズの解像力やボケの質、そしてピントって、高解像度のデジタルカメラだととても気になりますが、フィルムだとそんなに気にならない。
フィルムで撮る場合は、シャッター速度の上限の問題で絞り込みがちだから、そんなにボケない、というところもあります。それにフジカラーCDで得られるデータの解像度が低いから拡大してもよく判らない、というのも確かです。ただ、ハイレゾショットでデジタル化したデータをモニタ上で拡大して「Nikkor-UD Auto 20mm F3.5の開放は四隅がわりと流れるな」と認識はするものの「まあそんなもんだろうな、広角だし古いし、しかも開放だし」と思う程度です。
どちらがいい悪い、というのではなくて、それぞれに楽しみがある。
今回はものすごい解像力とボケの滑らかさを感じつつ、撮った写真を紹介します。撮った写真を見返していて、赤の鮮烈さが印象的でした。
ISO感度を途中で変えられるって便利だな、と思いました。
こうして見ていくと、カラーはカラーの良さがありますが、モノクロフィルムでも撮りたくなります。今度はフィルムカメラを持って行こうと思います。