2025年4月29日、娘とふたりで新緑の東福寺に行ってきました。歩くと少し汗ばむけれど、風もあって爽やかな気候でした。こういう気持ちいい日におでかけできるのは、年に2、3回しかありません。そういう日に娘とふたりお出かけできることが嬉しい。
カメラは4月12日にカラーネガフィルムを通したLeica If。レンズはCANON LENS 28mm F2.8。バックアップ用のデジタルカメラはE-M5 Mark II。レンズはライカスクリューマウントの何かであることは確実なのだけれど、詳しくは失念。キヤノンかニコンの50mmだったような。
最近は夏が好きです。4月も末になると、ふと夏の気配を感じる日があります。この日もそうで、夏が近いと思うとワクワクしますね。
昼過ぎに電車で向かいます。ゴールデンウィーク中なので、混雑していると思いきや、ガラガラとは言わないまでも、立つようなことはありません。
駅を出てすぐ、美味しそうなハンバーガー屋さんがあることはチェックしていたのですが、そんなにお腹も減っていないし、まあ寄るなら帰りだな、と思ってパス。駅から思ったより距離があります。前回訪れたのは10年以上前なので、記憶が曖昧です。こんなに歩いたっけ。でもまあ、気候もいいし、歩くことは苦になりません。
途中でも新緑が綺麗。特徴的なかたちのモミジの種子の赤色が印象的です。この感じだとやっぱり50mmですね、たぶん。
東福寺の門から入ると、通天橋が下から見られる橋があり、そこからの景色がとてもいい。
建物の大きさにまず圧倒されます。臨済宗大本山なので、立派で当然なのでしょうが、本当に大きい。通天橋に向かうと、本坊庭園も見られる共通券がお得らしいので、それを買い、まずは通天橋へ。
通天橋から下を見ると新緑が広がっています。さきほど渡った橋も見えます。
上にはまた建物があります。あそこから撮りたいな、と思うのですが、通天橋から通じているわけではないようです。観光客らしき人が見えるので行く方法はあるようです。
通天橋を渡り切る前に下に降りてみます。新緑の中に入っていく感じで、暗いところもあり、陽が当たるところもあって、陰影がとても綺麗。写真向きです。
新緑がとても綺麗。緑ってバリエーションが多いなといつも思います。もちろん、あらゆる色はバリエーション豊富ですが、こと自然界で目にする色としては緑がいつも印象的です。そして、その色を写真で定着するのはとても難しい。現実はもっと色の幅が広くて深い。でもまあ、写真は現実の写しではないし、致し方ないところです。
カラーネガはちょっと色がよくないですね。できるだけ調整したのですが、私の技術ではこの程度が限界です。こういう被写体で、デジタルカメラも持参するのであれば、モノクロームの方がよかった気もします。
通天橋に復帰し通り抜けた後は、庭園に向かいます。枯山水の立派な庭です。室内は風が通ってとても気持ちがいい。
建物の中を歩いていくと、さきほど見た、通天橋を上から見られるポイントがありました。なるほど、いい雰囲気です。
東福寺を出ると、雰囲気のあるお寺があったのでお参りしました。手水の水受けに瓦があり、東福寺の文字が入っています。帰宅後に調べると「同聚院」というお寺だそうです。
ちょっと遅めですが、どこかでお茶でもして帰りたいけれど、ハンバーガーはちょっと重すぎるね、と娘と話ながらお店を探していると、「パンとコーヒーとひらりんと…」というお店に目が止まりました。入り口にはそばは売り切れ、みたいなことが書いてあります。まあそばを食べるつもりはないので、何かはあるだろう、と入ってみました。民家をカフェとして改装した感じで、靴を脱いで入ります。リラックスできていい感じです。
写真を撮って、どこかでカフェに寄って休憩というのがよい。私はホットコーヒーとホットドッグ、娘はチョコドリンクとフレンチトーストを注文。どれも美味しい。
また駅まで歩いて帰路につきます。晩ご飯までには帰りつけそうです。