Canon F-1改のフォーカシングスクリーン

ファインダーを取り外して…

2026年2月のある夜(日付失念)、次にフィルムを通すのはCanon F-1改にしようと決めて、防湿ボックスからレンズと合わせて取り出しました。

このカメラで購入時から気になっているのは、ファインダーのゴミです。ファインダー自体とフォーカシングスクリーンを取り外せるので、ブロアーで吹き飛ばせばすっきり綺麗になるとか思っていましたが、どうしても残ってしまいます。ファインダー、フォーカシングスクリーン、ミラーとチェックして何もなさそうなのに、どうしても残っている。

まあ、ファインダー交換式のカメラでは、どうしてもホコリが入ります。それは物理的に避けられません。でも、どこにあるのか判らないのが気になる。

いろいろと調べてみて、フォーカシングスクリーンの内部にゴミが入っていることを突き止めました。仔細に見ると、スクリーンとコンデンサーレンズが組み合わされている構造のようで、ネジを外して固定具を緩めればフォーカシングスクリーンは分解できるようになっています。そして、その隙間にゴミが入っているのです。そりゃブロアーでは取れないわけです。

ということは、マイナスネジを緩めて分解し、ゴミを除去して戻せばすっきりする。

分解したが最後、ゴミ、ホコリとの戦いが始まりました。クリーンルームではないので、どうしてもホコリが入る。致し方はないのだけれど、できるだけ綺麗にしたいので、何度かチャレンジしている途中で、ブロアーの風でスクリーンを落としかけ、慌てて床への落下を阻止しようとした手と木製の机の間に「ガシッ」と挟まれ、傷を付けてしまいました。あー、やってしまった。

ただゴミが入っていただけだったのが、スクリーンの擦り傷を付けてしまいました。ショック。ネットで代替品の購入を検討しましたが、高いし、今入っているスプリットマイクロと同じものがない。全面マットとか困る。

まあ、擦り傷が入ったのは確かですが、できるだけ綺麗にすれば、折れているわけではないんだし、使えはするだろう、と泡ハンドソープで洗ってみることにしました。すると、擦り傷だったものの多くは、木の表面の色が付いていただけだったみたいです。傷は端っこの方に少し残っているのが見えますが、そんなに目立たない。

また、水洗いしてみて、もともとスクリーンが薄汚れていたことに気付きました。洗ったものを乾かして戻し、本体にセットしてみると、少し明るくなった気がします。

仔細に見ると、四隅が少し暗かったり、細かいホコリが混入してはいるのですが、あまりにこだわると精神衛生によくないので、この程度で納得したいと思います。

結果はあまりよくはないのですが、原因が判ったのですっきりしました。でも、程度のいいフォーカシングスクリーンがあれば入手したい。また中古カメラ屋に行く目的ができました。

という文章を書いたのが、2月16日。2月23日に難波に行く用事があったので、写真も撮りつつフィルムを買うために心斎橋のカメラのナニワに寄ったら、フォーカシングスクリーンを発見。タイプA(マイクロプリズム)とB(スプリット)がありました。どちらも6,800円。安くはないけど、高くもない。私はスプリットイメージが好きなので、Bにしました。そこそこ綺麗で、思ったより早く手に入って満足です。

こんなに早く巡り会えるなんて、ラッキー