2026年2月23日、7回目のモノクロフィルム現像。前回は2026年1月14日。月に一度くらい現像すると、いいペースな気がします。今回も備忘録として、いろいろと書いておきます。
どういう考察をして、何をしようとしているのか、という流れを忘れがちなので、明記しておきます。
5回目の現像で、FOMAPAN 200(EI100)をILFOTEC DD-Xの1:9希釈で現像し、結果がよく、現像液も節約できることから、手持ちのKENTMERE PAN 100と200も同じ希釈率で現像してみよう、と考えました。6回目はKENTMERE PAN 100を、そして今回はKENTMERE PAN 200を現像します。
定番フィルムを何にするか問題について書いた文章で、KENTMERE PAN 200をILFOTEC DD-Xの1:9希釈、22℃で10分10秒くらいと書きましたが、水温が21℃だったので11分20秒にしています。前回と同様、水温が低いため、ペットボトルに水を入れて室内に置いていたら、気温が高く23℃を超えていたので調整したら低くなりすぎてしまったのです。
KENTMERE PAN 200のテクニカルデータシートによると、ILFOTEC DD-Xの1:4希釈、20℃で9分です。+1℃で10%マイナスなので、21℃の場合は8.1分、1:9希釈の場合は1:4希釈の1.4倍なので、8.1×1.4で、11.34分即ち11分20秒です。
KENTMERE PAN 200
水温21.3℃
現像11分20秒 (ILFORD ILFOTEC DD-X)
1:9希釈 水315ml、液35ml 新たに調合
1分撹拌、以降1分ごとに撹拌+トントンの繰り返し
停止30秒くらい (富士フイルム 富士酢酸50%)水330ml、液20ml
ずっと撹拌
定着5分30秒 (ILFORD RAPID FIXER)
保存していたものに原液を追加し350mlにして使用
10秒撹拌、以降1分ごとに撹拌+トントンの繰り返し
予備水洗1分
流水
※間違えて水切り剤を入れてしまったので、水で洗い流す
水洗
流水で3分
水切剤30秒 (富士フイルム ドライウェル)水350ml、液1.75ml
撹拌して排水
クリップで挟んで風呂場で乾燥
現像結果は良好。前回気になった、乾燥後にフィルムに液の跡が残る問題について、水洗がうまくできていなかったのではないか、と考え、流水に変更してみました。今回は問題ないようです。
今回気になったのは、タンクにフィルムを装填していくとき、途中で何度か止まりかけたことです。以前、失敗した原因でもあるので、気がかりです。うまくいくときは、フィルムの終端まで、一気にスムーズにクランクを回せました。
今回はクランクを回していく途中に何度か「止まったかな」と感じる重さになることがありました。ただ、完全に止まったような重さでもないので、念の為、一旦止めて(逆回転させてはいけない)、もう一度クランクを回す方向に力を入れるとまた回りました。それが3度ほどあり、最終的に止めたところも、実際は最後ではなかったようで、37コマ目が途中で切れてしまいました。ただ、前回、前々回に見られた最終コマの未現像部分は発生せず。

何かがスムーズな装填を阻害しているのですが、その何かがよく判らないのが問題です。残ったフィルムを見ると、パーフォレーションに負荷がかかっていることがわかります。
特に思い当たることもないので、また次どうなるか、です。まあ、あまりにうまくいかないようなら、タンクを買い替えることを検討すべきかもしれません。パターソンのUniversal Tank with Two Reelsなんて、いいかもしれません。120も現像できますし。
コントラストが高め、という前評判でしたが、そんなに気になりませんでした。まあ、撮影した条件がコントラストが高めだったので、正確に比較できていない可能性が高いです。ただ、現像されたフィルムをデジタル化する過程で、コントラストが高すぎて扱いにくい、とは感じませんでした。
また、強い光の周りにハレーションが発生しがち、という情報もありましたが、これは別のフィルムと同じ状況で比較しないと判断はつかないでしょう。レンズの性能、光線の状態によって、影響される部分が多いので、今回の撮影結果を見るに、特にこのフィルムだから、ハレーションが多い、ということは感じませんでした。
粒状性を確認するべく、前回掲載した写真とほぼ同じ場所を撮影してきました。上が今回撮影したもの(KENTMERE PAN 200/FD 50mm F1.8 S.C.)、左下がKENTMERE PAN 100/Summiar 5cm F2、右下がFOMAPAN 200(EI100)/D.Zuiko 3cm F2.8です。
粒状性は前回のKENTMERE PAN 100、前々回のFOMAPAN 200(EI100)と比較して、遜色ないと思います。あえて言えば、建物の壁面の粒子が、KENTMERE PAN 100と比較すると、少し大きめかな、とは感じます。しかし、これは今回仔細にチェックしてみたら、FOMAPAN 200にも感じたことでもあり、粗探しをあえてすれば、ということなので、まあ不満はありません。
先日、KENTMERE PAN 200の135 36EXを3本購入したので、いろいろと試してみたいと思います。次はISO100として撮影・現像してみたらどうなるのか試してみようと思います。


