ビアガーデンと「なら燈火会」

6月の初めに予約して、待つこと2ヶ月。2024年8月10日、奈良ホテルのビアガーデンに行ってきました。

奈良ホテルのビアガーデンを知ったのは、2021年9月に奈良ホテルに泊まるついでに行って知りました。場所もいいし、風が通って涼しいし、気持ちのいいビアガーデンでした。ただ、その前に春鹿で試飲してしまったせいであまり飲めず、また行きたい気持ちはずっと持っていました。
行くなら土曜日がいいと思うものの、子どもたちの塾などもあり、土曜日で予定の入っていない日は希少です。そんな中、8月10日は塾もお休みですし、また妻としても3連休の初日で、遅くなっても大きな問題ではないし、私もたぶんお盆休みなので、素早く予約したのです。

行く直前になって「なら燈火会」の開催期間中であることを知りました。燈火会には2019年に行ったことがあります。こちらもまた行きたいと思っていたので、ラッキー。まずビアガーデンに行って、その後ろうそくが灯る会場をうろうろしよう、という計画。時間的にも21時30分までなので、そんなにギリギリということでもなさそうです。

当日は暑いけれど天候には恵まれました。予報でも雨の心配はなさそうです。京阪と近鉄を乗り継いで近鉄奈良駅まで。そこから奈良ホテルに向かいます。途中、春日大社の一の鳥居の前を通ると、参道に屋台が並んでいるのを見つけました。後でぜひ行こう。

18時20分くらいに会場に到着し、無事に席に着きます。飲み放題は90分、席は120分制という説明を受けます。大人は飲み放題と料理の付いたセットをもともと注文してあります。子どもたちは個別に飲み物を頼み、食べ物はアラカルト。アラカルトといっても、ステーキ、唐揚げ、ポテト、サラダだけなので、まあ大人の料理を分けたりして。18時45分が日没で、ちょうど席から見えました。とても綺麗な時間帯、マジックアワーです。
夕焼け越しのビールの写真を撮ったりして、ゆったりと楽しみます。日が沈むとどんどん気温が下がり、風もあるので涼しくて過ごしやすい。8月半ばの夜って、こんなに涼しかったっけ?

ビアガーデンから猿沢池方向を臨む

私はビールを3杯飲み(限界です)、妻はビールとワインで合計5杯飲み(強い)、ビアガーデンを後にします。昔はもう少し強かった気がしますが、最近は日常的に飲まないので、どんどん弱くなっています。

奈良ホテル

次は燈火会です。一の鳥居から入ります。いちご飴を食べたり、スーパーボールすくい、射的をしたりしながら、進んでいくと燈火会の会場です。思いの外、暗い。ISO12,800まで高めて、F2.8でも1/20くらいのシャッター速度になります。

夏といえば

カメラは高感度性能がいいNikon Df。レンズは35mm F2。画角的にも明るさ的にもいい。ISO感度は最初8,000まで、途中から12,800までの自動で、シャッター速度下限は1/125。ISO12,800はノイズ的に厳しいものの、LightroomのAIノイズ除去を前提とするならば、大きな問題にはならないでしょう。

とても賑わっています

その後、浮見堂へ。浮見堂は初めて行ったように思います。日中のことを知らないので比較はできませんが、ろうそくの光で幻想的です。我々が訪れた時間にはもう受け付け終了でしたが、船に乗れたようで、子どもたちは来年は乗りたいと申しておりました。その提灯も明る過ぎずいい雰囲気です。

浮見堂

そこから猿沢池に抜けるのですが、わりと距離があって汗だく。ビアガーデンは屋上で風が通ったからとても涼しかっただけで、風がそんなにないところで歩いたりすると、やっぱり暑い。
てくてく歩いて猿沢池に着いた頃には、9時45分くらい。もうろうそくは撤去されていました。スターバックスがあったので、涼みたいと思いましたがもう閉店しているみたいです。仕方ないので、そこからさらに近鉄奈良駅まで歩きました。

いつも前を通るけど、入ったことのないスターバックス

乗り継ぎが悪く、帰宅したのは11時半を過ぎていました。とても疲れましたが、また来年も行きたい。泊まるのは大変そうなので、車で行くのもありかな。妻は飲めばいいし、私は飲むとしんどくなりやすいのでパスして。何より行き帰りが涼しいのは大きなメリットです。