2024年8月4日、ひとりで朝から写真を撮りに行ってきました。目的地は枚方宿。
前日、子どもたちが通っている書道の先生が、妻の両親が住んでいるマンションの夏祭りで太鼓を叩くというので聞きに行きました。その時に枚方宿をテーマにした曲があって、久しぶりに写真を撮りに行きたくなりました。
2022年5月に鍵屋資料館に行ったことがあります。Canon FTb-NにKodak Gold 200を通して。息子と一緒に行って、鍵屋資料館をひと通り見てから、隣の鍵屋別館でお茶して帰りました。鍵屋資料館でもらったマップを見ると、隣の駅まで京街道というか東海道沿いに歩くと、古い建物なども残っているらしく、いつか歩きたいと思っていました。それが延ばし延ばしになって、2024年夏。
駅で言うと枚方公園駅から枚方市駅まで。枚方公園駅で降りて鍵屋資料館がオープンしてすぐに入ると、2階の大広間は小学生向けのイベントがあるらしく入れず。大広間から淀川が見えて綺麗なんだけど、無理なものは仕方ない。室内は暗すぎるので、外観を撮影していたら、「私も写真を撮るんです」とGA645iについて話しかけられました。大きなフィルムを使うんですよね、と。以前は和歌山で話しかけられたときもGA645iがとっかかりでした。カメラ・写真好きを引き寄せる力があるのかもしれません。
そこから東へ歩きます。ぽつぽつと古い建物が残っていますが、基本的には住宅街です。その塩梅がいい。今回はデジタルカメラはなしで、120フィルム1本、16コマのみ。何をどう撮るかじっくりと考えます。デジタルだとよさそうなら撮っておく感じですが、今回はよさそうと思ってもファインダーを覗いて、少しでも「違うかな」という気持ちになったら撮らない感じ。どちらがいいというのではなく、撮り方の違い。
こういう被写体を撮ると、ネガフィルムのラティテュードの広さを実感します。リバーサルで撮っていた頃は、空とアスファルトを飛ばないようにすると、建物の暗部は絶対潰れたように思います。
途中でかき氷屋さんを見つけました。妻が好きそうだな、と思って見ていて、帰宅後に話したらちゃんと知っていました。妻が子どもの頃からあるらしいです。
写真を撮りながらゆっくり歩いて45分程度。9時20分から10時過ぎまで、暑い中歩くのは、それくらいが限界です。
通りを最後まで歩くと商業施設に行き当たります。ちょうどその交差点にお洒落なカフェがありました。今まで車で何度も前を通っているはずなのに、気付きませんでした。ぜひ入りたかったのですが、オープン前。次回は絶対に入りたい。
8月17日、ちょうど枚方市駅に行く必要性が生じたのと、前回京セラ美術館に行った時に通したフィルムが20コマほど残っていたので、逆方向から少し歩いてみました。EOS-1 HSに40mm F2.8 STMです。今回は妻とふたり。
まず件のカフェに入り、私はアイスコーヒーで妻はアメリカーノ。アイスコーヒーはとてもフルーティーで、猿田彦コーヒーのザ・フローラルに近い印象です。時間的にランチがあればよかったのですが、スイーツしかなかったので、今回はドリンクだけ。また、子どもたちとも一緒に行きたいです。
その後、かき氷屋さんに向かいます。妻はかき氷に目がないのです。イートインは並んでいますが、テイクアウトはすぐに注文して作ってくれました。500円くらいなので、お手頃です。
食べながら、街道を少し外れて散策し、写真を撮ります。階段があったのですが、あまりに暑いので、下から撮るだけ。丘まで登れば淀川を一望に見渡せるらしいので、もう少し気候がよくなったら、また行きたいな。
フィルムをカメラのキタムラに出し、現像を待つ間に買い物をして帰りました。