四条河原町をリバーサルで(リバーサルフィルムの結果2/2)

和歌山旅行のときに通したリバーサルフィルムは撮り切れませんでした。しかも旅行後に体調を崩したせいで、15コマが残って気になっていました。とはいえ、そのへんを撮ってお茶を濁すのも嫌だし。2024年2月24日、また妻が四条河原町に行くというので、体調も戻ったので、一緒に行ってきました。

いつものルートでも、フィルムが違うと撮るものも少し変わって、楽しい。モノクロとカラーでは、同じものを撮ってもずいぶんと印象が違います。

今回は、Photoshopでカラーバランスを整えています。フィルム自体はマゼンタが強めで、彩度も高いので、忠実ではない再現性ですが、私好みのニュートラルな色合いにしました。

いつも通り電車で祇園四条まで行って、妻が用事を済ませている間に、私はいつものルートで写真を撮ります。

いつもの鴨川
いつも撮る居酒屋
路地
錦天満宮
ISO100なので、絞りを開け気味にして
いつも撮る居酒屋のあたり

妻と合流し、またどこかでお茶しようということになったので、以前から気になっていた「フランソア」へ。スムーズに入れてラッキーでした。

喫茶フランソア
店内はどこもフォトジェニック

こういうところでコーヒーを飲みながら、妻と他愛ない話をしていると、とても幸せな気持ちになります。

久しぶりにリバーサルフィルムを使ってみて、とても楽しかったです。露出について真剣に考えるのも楽しいし、カメラを構えたけど「これは撮るべきなのか」という逡巡もありました。また、現像後、ライトボックスとルーペで見たときの綺麗さは、今でも感動的です。そして、その綺麗さをデジタル化できないもどかしさも、以前と同じです。

私は最終的にデジタルデータが欲しいので、リバーサルフィルムで撮る必要性を感じない、というのが結論ではあります。デジタルで撮る方がいい。フィルムはモノクロの方が好きです。色のことでがっかりする必要はないし、トーンはデジタル化した後で好きなように調整できるのは大きなメリットです。

ただまあ、購入から、検討、使用までいろいろと楽しめました。