宇治をうろうろ

2023年10月23日、妻とふたりで宇治をうろうろしてきました。14時半くらいに駅について、1時間半ほど散策。とてもいい天気で、気持ちのいい散歩になりました。

宇治といえば、2019年末に娘が宇治武田病院に入院することになり、翌年2月までお世話になりました。退院後も2021年夏までは毎週リハビリに通っていました。そのときから、機会があれば写真を撮りに行きたい気持ちはあったのですが、行きそびれ、今回やっとうろうろできました。

カメラはまたEOS-1 HS。レンズは悩んだ挙句、EF 16-35mm F4L IS USMにしました。フィルムはNEW SEAGULL 100。夕方に向けての撮影であればISO400のILFORD XP2 SUPER 400の方がいいんだけれど、前日にOLYMPUS TRIP 35に通そうかとNEW SEAGULLを冷蔵庫から出して、結局通さなかったので、それを使うことにしました。とはいえISO100ではシャッター速度が低くなるシーンもあり、手ブレ補正付きのレンズにしてよかった。あと、デジタルはRX100。

京阪宇治駅からまず「通圓」のある交差点に向かいます。そこから川沿いを歩いて宇治上神社神社にお詣りして、源氏物語ミュージアムのあたりを通って駅に戻る、というコンパクトなルート。平等院や三室戸寺にも行きたいところですが、それはまた次の機会に。

通圓

今回の宇治はとても空いていて、通圓の前を通ると空いていたので、ちょっとお茶することにしました。妻はかき氷、私は抹茶パフェと茶だんご。おいしい。この時期にかき氷は寒いんじゃないか、と思いましたが、案の定、お店を出ると「寒い」と申しておりました。でも、歩いているうちに温まったようです。

鵜飼の鵜かな
川沿いの焼物屋さん

少し川べりを歩いて、宇治上神社へ。宇治上神社は以前から好きで、宇治に行くと寄ります。大きな神社ではないのですが、雰囲気がいい。いつ行ってもそんなに混雑はしておらず、凛とした空気が漂っている気がします。

宇治上神社
少しだけ紅葉していました
宇治上神社 表門
宇治上神社 本殿
宇治上神社 摂社
神社を出て振り返ったところ
宇治上神社の塀

宇治上神社を撮っていて広角レンズにしてよかった、と思いました。本殿は16mmで撮影しています。16-35mmは24、28、35mmを基本に、より広角で撮影できるレンズとして捉えると、とても使いやすい。F4通しなのでそんなに重くないのもいい。

「さわらびの道」を通って、源氏物語ミュージアムの方に歩いていきます。普通の鉄棒や滑り台がある公園があって、子どもたちも一緒だったら、絶対ここで遊ぶことになっただろうね、とか妻と話したりして。公園があると寄るスタイル。私が中古カメラ屋があれば寄るのと同じく、なにか惹きつけられるものがあるのでしょう。

源氏物語ミュージアム
源氏物語ミュージアムをカラーでも

源氏物語ミュージアムの角を西に折れて、駅に向かいます。夕暮れ時、妻と二人で歩きながら、晩ごはんはどうしようか、と話したり、帰りの電車でうとうとしたり。そういう感じが、とてもいい。

来年の夏には中学からの友人家族と、鵜飼に行こうという話になっています。夜の宇治もよさそうです。今から楽しみ。