北海道旅行(2023年5月)

2023年5月4日から6日の2泊3日で北海道に行ってきました。1日目は登別温泉、2日目は小樽、3日目は札幌というプラン。伊丹から新千歳まで飛行機に乗り、新千歳からはレンタカーで移動。

「飛行機でどこかに行こう」というのが今回の旅行のテーマです。登別温泉は妻の希望で、小樽は私の希望、札幌は村上春樹の小説(「羊をめぐる冒険」や「ダンス・ダンス・ダンス」)の舞台ということもあり、ちょっと歩いてみたい。

ちなみにカメラはRX100とNikomat FTNに35mm F2と50mm F2。レンズはほとんど前者。35mmの使いやすさは格別です。フィルムは3本持参して、2本使いました。

1日目:登別温泉

事前に空港までの経路確認の下見もして、準備万端。10時発の便に搭乗する予定で、早めの7時に出発したら、8時頃には空港に着いてしまいました。全く渋滞していない。ゴールデンウィークなので警戒していたのですが。まあ、遅れてドキドキするよりはずっといい。時間が有り余っているので、滑走路の見えるカフェで休憩。

行きの飛行機はボーイング737でした。離陸時、子どもたちは大盛りあがりで、最大の目的は達した感じがしました。

2時間弱かかって、新千歳に到着し、レンターカーを受け取りにバスで移動。車種はプリウス(50系)。ハイブリッド車にしっかりと乗るのは初めて。低速ではエンジンがかからないシーンが多く、とても静か。エンジンとモーターを切り替えていることに起因する違和感は感じませんでした。燃費もいいし、後部座席も広い。

早速、登別温泉に向けて移動。高速道路は空いています。予定では1時間程度。温泉に近づくと大渋滞(あとから判ったことですが、駐車場の空きを待っている車列でした)。妻の希望でクマ牧場に向かうも、その道も大渋滞。クマ牧場は諦め、裏道を通って、ホテルに荷物をおろし、チェックイン。車は少し離れたところにある駐車場に停めました。

地獄谷

昼食がまだだったので、ホテルのラウンジで軽く食べて、地獄谷に向かいます。硫黄の臭いがすごい。戻って温泉街をうろうろしていたら、クマ牧場が意外と近いことに気づき、歩いて行ってみることにしました。妻が子どものときに行って印象に残っていたらしく、行けてよかった。娘はクマのぬいぐるみを買い、満足そうでした。

クマ牧場
倶多楽湖
温泉街

宿に戻って夕食、そして温泉。温泉は2階建てになっていて、とても広い。泉質の違う湯船がたくさんありました。

2日目:小樽

宿から

朝は早めに起きて朝食。8時頃には出発し、10時前に小樽着。いい天気です。道路は札幌あたりで少し車が多かった程度で、終始スムーズ。事前に調べておいた1日1,000円の駐車場に停めて、堺町通りをうろうろ。

堺町通り

いろんなお店があって楽しい。建物が古く、趣があります。気になるお店を逐一チェックして、昼食もとり、運河も見に行って、14時から子どもたちはガラスのアクセサリー作り体験。その後、よさそうなカフェを探したのですが、どこも満員で、結局ソフトクリームを食べ歩き。

運河
モノクロでも運河

蝋燭と燭台、そして燭台を置くのにちょうどよさそうなステンドグラスの小さなトレーを買いました。活版印刷の活字を並べてあるお店もあって、何かゆかりのある文字(名前に含まれる漢字とか)があれば買おうとじっくり見たのですが、見つけられず断念。

札幌に向けて出発。ホテルにチェックインし、雨が降りそうな天気の中、ホテルの向かいの大通公園でちょっと遊んで、街をうろうろしながら、夕食をとるお店探し。

大通公園

15分くらい歩いたところで、よさそうなお店があったので入りました。イタリアンをベースにしたカフェバーっぽいところで、後から調べると「REGALO KURA」というお店でした。何を食べてもおいしいところで、つい調子に乗って、ギネス、レッドアイ、キール、ウィスキー(銘柄は忘れました)のロックと、脈絡なく4杯飲んで酔っ払いました。

路面電車

お店を出ても雨は降ってなくてラッキー。夜の札幌はいい感じでした。ホテルに戻り、テレビで「ルパン三世 カリオストロの城」を見ました。いつ見てもいい。

札幌の夜景

3日目:札幌

夜のうちに雨が降ったようです。雨上がりも悪くない。朝食のバイキングは混雑していて、少し待ちました。ホテルの朝食はとても充実していました。今回も例に漏れず食べすぎました。

そのあと、腹ごなしも兼ねて、時計台まで歩きました。道路が広く、すっきりとした街並みでした。冬にもまた来たいな。そのときは電車にしよう。

星は開拓使のシンボルマークらしいです
札幌市時計台

ゆっくりとチェックアウトして、サッポロビール園に向かいます。11時半から予約済みでジンギスカンを食べます。ちょうどお土産屋さんがあったので、いろいろと買って送ってもらうよう手配しました。

サッポロビール園

レンターカーを返し、またバスで空港に送ってもらいます。

帰りの飛行機はエアバス A321で、モニター付き。子どもたちはそのモニターで「鬼滅の刃」を見られることを知って、ずっと鑑賞。離陸も着陸も、特に興味がない様子。まあ、いちど体験すればいいんでしょう。

わりと駆け足の旅行でした。登別温泉、小樽、札幌と、どこもメイン級の場所で、今度行くなら、どこか1箇所にしぼって、ゆったりしたいな、と思います。