新緑の信楽

2022年4月30日。前日の大雨から一転、好天になるというので、信楽に行ってきました。

もともとは妻の要望で、ハイキングに「ほしだ園地」に行くつもりでした。ただ、子どもたちから反対の声が上がり(子どもの立場からすれば、ハイキングなんて楽しくない、という気持ちのようです)、よくよく考えたら前日の大雨で道がぬかるみだらけじゃないか、ということもあって、やめました。ただ、せっかくの好天を無駄にしたくない、という気持ちから、子どもたちに希望を聞くと「信楽」とのこと。絵付け体験がしたいようです。

完成した様子

2022年2月末、信楽で子どもたちが手びねりで食器を作りました。1ヶ月ほどで完成したものが送られてきました。

本来は信楽焼らしい緋色の予定だったのが、ビードロになってしまった、とのこと。食器としては問題なく使えるのだけれど、次回無料で体験できるクーポン券も入っていました。ありがたいことです。ただまあ、もう一度作るのもなあ、ということで、貯金箱の絵付けをすることにしました。

子どもたちはお小遣いを貰えるようになって、最初のうちは自分で買えることが楽しいようで、細々としたものを買って、ほとんど使い切っていたのに、最近は貯めることに興味が向いているようです。そんなわけで貯金箱です。

ハイキングとは随分と違うなあ、と最初は乗り気ではなかったのですが、いろいろと調べてみると、「信楽窯元散策マップ」というのを発見。いつもはメインストリート沿いを車で移動するだけで、歩くイメージがなかったのですが、楽しそうです。登り窯なども見たい。カフェもあるようです。

さらに調べていくと、「保良の宮橋」という吊り橋がかかっていることを知りました。「信楽高原鐵道の玉桂寺前駅ってどこやねん」と調べると、信楽駅の次。近い。

まず、澤善で絵付け体験をして、信楽駅前かそのあたりで昼食。そして列車に乗って吊り橋を渡り、玉桂寺にお参りして信楽駅に戻る、と。楽しそう。

EOS 5D MarkII + EF 40mm F2.8 STM

さて当日、カメラはEOS 5D MarkII + EF 40mm F2.8 STM

大きくて重いレンズを使うことが多いため、ずっとバッテリーグリップを付けたままで運用していたEOS 5D MarkII。バッテリーグリップを取り外して、コンパクトなレンズと組み合わせれば、軽快に撮影できることに味をしめて、EFレンズで最薄・最軽量のEF 40mm F2.8 STM。

ステッピングモーター駆動のAFが、USMと比較するとちょっと遅い。でも、絶対的に遅いわけではない。何より軽快なのがいい。

ちょうど「しがらき駅前陶器市」の開催期間中でした。ゴールデンウィークの恒例イベントらしく、一昨年、昨年と中止されていたので、3年ぶりだったようです。駅前が会場なので、列車に乗る前にちょっと見て、屋台で昼ごはん。座るところもあって、いい感じです。

信楽焼ミュージアムから信楽駅方向をのぞむ

予定通り、玉桂寺前駅で降りて吊り橋(怖い)を渡り、玉桂寺にお参りして戻るルート。青空と新緑がとても綺麗。こういうときはカラーがいいな、と思います。

玉桂寺前駅(保良の宮橋から)
保良の宮橋
玉桂寺
SKR400形とSKR500形

信楽駅発12時54分に乗り、玉桂寺前駅で降り、13時46分発の電車に乗ったので、だいたい1時間くらい。

信楽駅の藤棚

駅から新宮神社のちょっと奥にあるカフェまで歩いて移動。お座敷の席に座り、ワッフル等を食べて、ゆっくり。

カフェ あわいさ
新宮神社

今回は窯元散策はできなかったので、またの機会に。でもまあ、真夏は厳しいので、秋かな。