EF 50mm F1.8 STM

ヨドバシで新品を購入。1万5770円。2018年4月27日注文、翌日着。
フードはオプションなので、それも別途購入。

2017年末にNEX-6を購入し、古い50mmレンズを使うようになって、135換算75mmの画角が気に入りまして、EOS30D用にも50mmレンズを買おう、と思い立ちました。
趣味的にはEF 50mm F1.4 USMがいいのですが、まあまあ高いわりに性能的に古そうなので、安くて評価の高い、こちらにしました。
前世代の50mm F1.8IIはフィルムで写真を撮っていたころに、一度購入したことがあります。その頃は50mmの画角にどうしても馴染めなかったのと、質感がものすごくチープでAF駆動音もうるさく、すぐに手放した記憶があります。

このレンズはAFもそんなにうるさくないし、そこそこ速い。性能も悪くないのだけれど、オリンパスのOM-Dシリーズをメインに使うようになったために、EOS30Dの使用頻度が急激に低下し、このレンズもほぼ使わなくなってしまいました。何度か下取りに出そうかとも考えたのですが、悪いレンズではないし、EOS30D用のレンズがなくなってしまうのもなあ、と手許に置いていました。

そんな中でフルサイズが欲しくなって、手頃なEOS 5D MarkIIを手に入れました。2020年6月のことです。まあ、このレンズが手許になければ、EOS 5D MarkIIを買うこともなかったと思いますが。
135換算とか書く必要もなく、50mm。シンプルでよい。

メインとして使っているマイクロフォーサーズの換算50mmは25mmですから、被写界深度が全く違う。マイクロフォーサーズの感覚で撮っていると、ボケすぎます。
あとフルサイズで撮影すると、開放からF4くらいまで周辺減光が目立ちます。「え、こんなに落ちるの」という感じ。マイクロフォーサーズは自動で補正されているから気にならなかったのかな、とも思いましたが、NEX-6と古いレンズでも気にならなかったことを考えると、やはり「フルサイズだから」なのでしょう。周辺減光を意図して活用するなら別ですが、私にはわりと気になるので、F5.6くらいに絞り込むか、Lightroomで処理。
あと、周辺部の像の流れも気になります。その点からも、きちんと絞り込む方が結果はいいと思います。

EOS 5D MarkIIとこのレンズの組み合わせは、画角的にもサイズ的にも重さ的にもバランスがよく使いやすいです。それにストイックな感じもして、よい。まずはこの1本でじっくりと楽しもうと思っています。

EOS 5D MarkII
EOS 5D MarkII + EF 50mm F1.8 STM

作例

その後

2021年8月14日、2020年末にEF 50mm F1.4 USMを購入し、焦点距離が重複するのと、EF 50mm F1.4 USMばかり使うようになったため売却(下取り)。