マイクロフォーサーズ・システムの増強について

E-M1+HLD-7+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

前回の記事に書いたように、2019年7月にE-M1を中古で購入しました。
一ヶ月ほど使ってみて、ファインダーの倍率や、シッター速度の最高速度、動体撮影など、古いとはいえ、E-M10 Mark II(以下 E-M10 Mk2)よりも優れている面が多くあります。
ただ、EVFの鮮やかさと軽さ、小ささはE-M10 Mk2の方が上なので、シーンによって使い分けています。
結局、E-M1を持ち出す頻度が高いのは、操作感がしっかりしているのと、防滴・防塵という安心感の高さ、そして、HLD-7というバッテリーグリップの便利さにあります。

HLD-7も中古で7,000円弱で購入しました。買った理由は、まあ気になるし安いし、フラッシュ撮影の時にあると心強いかな、という程度のものでしたが、使ってみると、とてもいい。
いつ充電したか忘れるほどに長寿命のデジタル一眼レフと違い、ミラーレスの場合はバッテリーの予備が必ず必要で、しっかり撮る日は必ずバッテリ交換をします。それが面倒だとは思ってはいなかったのですが、このHDL-7を使うようになり、バッテリ交換しなくていい便利さを再認識しました。このグリップにはバッテリーがひとつ入り、本体内と含めて2本で運用できます。バッテリーがふたつだから寿命も倍になるという、至極単純な話なのですが、交換せずにすむだけでこうも快適なのか、と思います。

あと、8月29日にレンズも購入。いつものマップカメラで、E 35mm F1.8 OSSを下取りに出し、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(メーカーサイト)を中古で購入しました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

まず第一に、E-M1を買ったのだから、防滴・防塵のレンズがひとつあれば、多少の雨でも使えるようになって便利だろうな、という思いがありました。
次に、昆虫を撮ることも多いので、マクロレンズが欲しい。
そして最後に、E-M1にふさわしいレンズがいいな、という気持ち。

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZそしてM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO、あとは今買わずに貯金してM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROを買おうか、と悩んだ結果、60mmはSIGMAと焦点距離も開放F値も同じで面白くないし、12-50mmは安いし寄れて便利なんだけれど、性能と明るさが後々不満になるであろう気がするし、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROはカバーする焦点距離域が広くて高性能らしいので、金額以外はとてもよさそうでしたが、大きくて重い上に、開放F4は広角と望遠では許容範囲としても、標準域では少し暗い。結局、一番普通の標準ズームレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROにしました。
以前使っていたキヤノンの17-40mm F4と比較すれば、重くも大きくもないのですが、その他のマイクロフォーサーズ・システムのレンズが軽いせいか、購入してみて「でかっ、重っ」と感じました。

性能はいいです。最短撮影距離が短いので、マクロ的にも使えます。

E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO