2023年3月24日、カメラのナニワ、あべのand店で購入。15,000円。レンズは綺麗ですが、外観に使用感あり。24-120mmという広いレンジが魅力。
Nikon Dfを使うとき、基本的には古いレンズを合わせます。20mm、24mm、28mm、35mm、50mm、55mm、105mm、200mmと不満のないラインナップです。とはいえ、そればかりでは不便なときもあるな、というのが実際のところです。そのため、Ai AF NIKKOR 50mm F1.4Sを追加で購入しました。
さらにもう1本、ズームレンズがあれば便利かもな、といろいろと探していました。
EOS用として16-35mm F4を持っていますが、これは広角すぎます。私の使い方であれば広角は24mmからで充分。望遠側は、マイクロフォーサーズ用の12-40mmを使っていると、もう少し引き寄せられたらいいな、と感じるので、100mm以上は欲しい、というところです。
あとはどの世代にするか、です。ボディ内モーターかレンズ内モーターか、また、絞りリングありかなしか。いろいろと調べていくと、決定的なものはない印象です。だいたいズームレンズというのはそういうものではないかと思います。性能を第一に考えたら新しい世代の単焦点に行き着く、というか。
でも、高画質はEOS 5D MarkIIに任せておけばいいわけで、Nikonはちょっと違う使い方をするのも楽しそうです。基本は古いレンズと合わせて使うけど、ズームレンズで便利に使えたらいいな、と。
会社帰りに在庫状況をネットで確認したところ、手頃な価格のズームレンズがいくつかあるようだったので、カメラのナニワのあべのand店に寄ることにしました。

AI AF Zoom Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D(IF)が6,480円ですが、クモリあり。ショーケースの中をくまなく見ていくと、タムロンの高倍率ズームや、最新の24-70mmなどもありました。そうすると奥の方にAF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-EDを発見。15,000円。このレンズはだいたいこれくらいの値段です。
AF-Sで静かだし、VRも付いています。それなのに安いということは、何か理由があるわけです。このレンズの場合は、ゆがみもあるし、解像力も低いし、というのが原因のようです。
マイクロフォーサーズのズームレンズはわりと優秀なものが多い印象ですが、フルサイズのデジタル一眼レフ用のズームレンズで普及価格帯のものは、やはり難しいものがあるように思います。最終的にはどこまで許容するか、ということになってくるでしょう。
手頃な価格で使い勝手を試してみたい、という気持ちにはぴったりのレンズかな、というのが購入理由です。
3月28日、早速、近所の桜を撮ってみました。

レンズ補正を適用すれば、想像していたよりは悪くない気はします。
レンズは関係ない話ですが、ピクセル等倍で仔細に眺めていたら、撮像素子にゴミあることに気付きました。2年前にはEOS 5D MarkIIでも同じようなことがありましたが、空を大きく入れて絞り込んで撮ると目立ちますね。今回もブロアーで綺麗にして、白い背景を撮影してF8くらいまでなら何とかわからない程度にしました。まあ、普通に撮っていればほとんど気にならないとは思いますが、困ったものです。レンズ交換式デジタルカメラの宿命とはいえ。