5回目の現像

前回から随分経ってしまいましたが、5回めのフィルム現像。結果は成功。いろいろと気付いたことがあるので、備忘録として記事にしておきます。

OLYMPUS PEN Sで撮影

フィルムはFOMAPAN 200、カメラはOLYMPUS PEN S、現像のレシピはうたろうさんに教えてもらった「撮影感度を100にして、水温20℃、ILFORD ILFOTEC DD-Xを1:9希釈で8分」をもとに、下記の内容で。ありがとうございます。

FOMAPAN 200 (ISO100として撮影)
水温20.6℃
現像8分 (ILFORD ILFOTEC DD-X)
 1:9希釈 水315ml、液35ml 新たに調合
 10秒撹拌、1分ごとに10秒撹拌+トントンの繰り返し
停止30秒 (富士フイルム 富士酢酸50%)水330ml、液20ml
 連続撹拌
定着7分 (ILFORD RAPID FIXER)
 保存していたものに原液を追加し350mlにして使用
 10秒撹拌、以降1分ごとに撹拌+トントンの繰り返し
予備水洗1分
 流水
水洗促進剤1分 (富士フイルム 富士QW)
 ずっと撹拌
水洗10分
 流水
水切剤30秒 (富士フイルム ドライウェル)水350ml、液1.75ml
 撹拌して排水
クリップで挟んで乾燥

秋になり水温が下がり、現像がしやすいですね。

前回書いた、最終コマの現像がうまくいかない点について、今回は発生しませんでした。タンクの仕様として、フィルムの終端がリールに巻き込まれず、スリットに接触するのが原因との考察を読み、であるならば、スリットに接触するフィルム位置に写真がなければいい、ということになります。すなわち少なめに撮影するだけ。

私の経験上、手動巻き上げのカメラであればフィルムは規定コマ数より2コマ多く撮れます。最初のコマの前と、最後のコマの後です。フィルムを通す際に注意する必要があり、うまくいかないこともありますが、+1コマは確実です。ただ、それをすると、規定のコマの後ろにも露光しているので、それがスリットに接触するのではないか、と推測し、今回は規定コマ数で撮影を終えました。その結果、現像不良は発生しませんでした。

前回が36EXで、今回は24EXという違いはありますが、フィルムを最後にカットする操作は同じで、カット後にフィルムをリールに送る工程はないため、フィルムの長さとカット後のフィルムの終端位置に違いは発生しないと考えられるので、36EXでも同様の方法で対処可能と考えています。

粒状性について、FOMAPAN 200は満足いくものでした。

文字などの細部もいい感じです

現像液ILFORD ILFOTEC DD-Xの希釈について、テクニカルデータシートによると1:4が標準です。今回はおすすめに従って1:9に希釈しています。結果としては問題ないばかりか、調べてみると1:4よりも1:9の方が粒状性はよい、という評価がネット上にありました。私の経験が少ないため、FOMAPAN 200で1:4希釈で現像した結果との比較はできませんが、この結果であれば1:9で問題ないんじゃないか、という気がします。コストも削減できますし。

手持ちのフィルムにKENTMERE PAN 100と200があるので、それを1:9希釈のDD-Xで現像するレシピを検討して、実際に試してみたいと思います。