Summitar 5cm F2

2025年12月28日、なんばマルイのカメラのナニワで購入。59,000円のところ、ダイレクトメールの2,000円引きクーポンを使って57,000円。

シリアルは93万番台なので、1951年製かな

先日、マイクロフォーサーズのレンズを売却してから、そのお金を元手に何か面白いものはないか、と購入を検討しました。

例えば、以下のようなもの。

色域の広いWHQD解像度の27インチモニタ

今使っているWindows用のモニタがsRGB90%台のカバー率で、MacBook Proと比較すると、やはり色域が狭いな、と感じます。それにFHDという解像度も少し狭く感じるときがあるので、広色域、WHQDで27インチのモニタがあればいいなあ、と考えました。27インチなのは置き場所の制限からです。また、4Kにしないのは、Windowsはドットバイドットで表示するのが、結局快適だから。27インチ4Kをドットバイドットで使うのは、老眼が入ってきた私の目にはきつい。

フルサイズミラーレス

古いレンズをデジタルで使うための母艦として使いたい。古いα7なら、5万円台で買えます。手ぶれ補正も高画素もいらない。

APS-Cサイズのミラーレス

フルサイズだと画角が判りやすいんだけれど、ボディが大きくなりがちだし、古いレンズは四隅の光学性能が高くないため、APS-Cでクロップした方が実用的なんじゃないか、ということも考えました。FUJIFILMの古めのモデルとか、Nikon Z50とかよさそう。

AirPods

ANKERのSoundcoreを使っているのですが、快適なので、より高性能なモデルをと考えると、メインのスマートフォンがiPhoneなので、AirPodsかな。

iPad

第6世代が最新OS非対応になり、子どもたちが市から借りている最新世代のiPadを触らせてもらうといい感じだし、ホームボタンがなくなって画面も大きい。価格も手頃だし。

とはいえ、どうしても欲しいかと言われると、決定打に欠けます。モニタは新たに買わなくてもMacBookを使えばいいわけだし、ミラーレスは結局のところ、面白くないと感じてしまいます。AirPodsは妻のものを使わせてもらったことがあるのですが、性能に対して少し高い気がしてしまいます。あと、iPadはサイズが違うとはいえ、さすがに3つはいらない。

結局はSummitarを買うわけですが、もう少し続けさせてください。

いろいろ検討したものの、臨時収入があったから気になっているだけで、それがなかったら購入を検討していないものばかりだな、と、考えるのをやめました。

以前からオープンしたら行こうと、娘が冷蔵庫にメモを貼っていた「葬送のフリーレン」のポップアップショップがオープンする12月26日になりました。調べてみると、場所はなんばマルイ。26日と27日はオープン直後に整理券を配布し、人数によっては買えない可能性もある、ということだったのでパスして、28日に行くことにしました。

なんばマルイといえば、カメラのナニワがあります。奇しくも2024年12月29日に、Leica Ifを購入した店舗です。

一応、店舗在庫を確認しておこうとネットショップをチェックします。新着順にして頭から見ていくと、OM-2NとZuikoレンズがいくつかありました。誰かがセットで一式を売却されたのかもしれません。その中に以前から気になっている50mm F1.4があります。このレンズは曇りやすいみたいで、程度のいいものが少ないようです。実物を見てよければありだな、と考えながら、どんどんとページを送っていきます。すると、FD 50mm F1.4 S.S.C.もあります。これも程度のよくないものが多いので、買うなら現物を見たい。価格も手頃だし、いいかもしれない。

一応、全部見ようとページをどんどん送ります。するとSummitar 5cm F2が59,000円であります。有名なSummarとSummicronに挟まれたせいか、くっきり撮りたいならSummicron、クセのある描写が好きならSummarという人が多いからか、Summitarはだいたい安い。程度は前玉小キズ、ホコリあり。クモリがなければいいかもしれない。また同じような程度で、55,000円と少し安いものもあります。

さらにElmar 5cm F3.5もあります。前面スリキズ、薄クモリ、フード、キャップ付きで59,000円。シリアルからすると、戦後のものらしいので、コーティングありでしょうか。フードの画像がないけれど、純正ならお買い得かもしれません。これは現物を是非見たい。

エルマーには因縁があるというのか、ずっと気になっています。

今年の4月30日にニッケルエルマーを買ったものの、バルナックライカで距離計が無限遠で合致しない、という不具合があって返品した経緯があるので、定期的にいろいろなサイトでよさそうな個体がないか調べていました。当初はほとんど何も知らずに買いましたが、その後に調べた結果、コーティングありで距離表記がフィートのものに狙いを定めました。それが手頃であれば買おう、と。モノコートでもコーティングはあって欲しいし、単独距離計がフィート表記なのが理由です。

掲載されている個体は鏡胴も綺麗そうだし、ついにそのときが来たかもしれない。

気になる商品がこんなにあるのは珍しい。たぶん、何かは買うだろうな、という気配が濃厚です。第一希望はエルマーです。前回の不具合は、購入するときにボディを持って行って、実際に取り付けて確認していれば気づけたはずです。今回はその轍を踏まないよう、Leica IIIfを持参します。試し撮りをしたくなるかもしれないので、KENTMERE 100を通さずに持参。

11時のオープンより少し早めに着きましたが、そんな混雑はなし。フリーレンのポップアップストアでは、子どもたちも私も欲しいものを手に入れ、妻にもおみやげを買えて満足。息子はフリーレン好きの友人へのプレゼントも確保。

その後、子どもたちと別れ、カメラのナニワへ。お客さんは誰もいません。カウンターから一番遠いLeicaの棚に、目指すものがあるのを見つけ、店員さんに声をかけます。昨年、Leica Ifを買ったときと同じ店員さんです。

Elmar 5cm F3.5、Summitar 5cm F2を2本出してもらいます。

Elmarは一瞬所有したことがあるので、質感や重さなどは知っています。フードは純正です。前後ともキャップがあります。ただ、レンズ前面のキズが目立ちます。これは順光で撮ってもコントラストの低下は避けられないんじゃないかな。うーん。

それではSummitarはどうか。ずっしりと重く、作りがしっかりしています。Elmarは回転ヘリコイドですが、こちらは直進式。絞りリングも側面にあるので、ぐっと近代的です。安い方は全体的に使用感が目立ち、レンズも曇っているわけではないのだけれど、すっきりしない印象ですが、高い方はレンズを含め、とても綺麗。

店員さんにことわって、手持ちのカメラに付けさせてもらいます。

Elmarは沈胴させると本当にコンパクト。怖くて実際はできませんが、ポケットに入るんじゃないか、と感じさせるサイズ感。これはいい。でも、レンズ前面のキズが気になります。

Leica IIIfに取り付けた状態

Summitarは大きく重いけれど、前玉が大きいこともあって、恰好いい。沈胴レンズとはいえ、Elmarほど薄くはなりません。厚みでいえば沈胴させた状態での比較でも、Canonの28mmの方が薄いような気がします。フロントキャップは裏側に別珍が貼られた立派なものが付属しますが、リアキャップはなし。あと、フィルターのネジが奥の方にあるので、ややこしそうです。

Leica Ifに取り付けた状態(沈胴)

このElmarはちょっと買えないな、と考えます。Elmarを所有したいだけではなく、写真を撮って「さすがElmar」とか言いたいけれど、これでは…。

Summitarは、バルナックライカの軽量さ、コンパクトさを活かすには、ちょっと大きく重いように感じます。とはいえ、その綺麗さにはひかれます。磨くまでもなく輝いています。

まあ、レンズ等を売って44,000円、2,000円引きのクーポンがあるので、実質は13,000円じゃないか、というよくある理論により、Summitarを買いました。

帰宅する途中にフィルターについて探すと、さすがLeica、ライツ自体が専用品を用意していたばかりではなく、Kenkoが現行で専用品を販売しています

フードはSOOPD、SOOFMというコードが適合するようですが、大きくハンドリングは悪そうです。帰宅後にじっくり調べると、海外のサイトに詳細な情報がありました。翻訳してくれるし、至れり尽くせり。ITDOO、IROOAというズミクロン用のフードが使えるようです。ただ、高い。そこでさらに調べると、UNが互換品を作っています。しかし、それでも1万円を超えています。

こういうアクセサリーの充実ぶりを見るにつけ、Leicaって人気があるんだな、と感じます。

そんなわけで、まずkenkoのフィルターとリアキャップをAmazonで購入しました。当然ですがフィルターはぴったりです。ちょうど銘板の文字が隠れるので、反射光が減りそうでいい感じです。

フードはどれを買うにしても高いので、じっくり考えようと思います。キヤノンのフードが流用できたらいいな、と試しましたが、若干Summitarの方が径が小さい。何かスペーサーを作れば使えそうではあります。

E-M1に取り付けた状態

まずはデジタル、そしてフィルムで試し撮りしたいと思います。