RAYQUALのマウントアダプターと一緒に、アベノンのL/Mリングも買った話は以前書きました。その際に、L/Mリングが外れなくなり、まあ実用上問題ないからとスルーしていましたが、どうしても気になったので取り外す方法を模索しました。
レンズ側にきつくL/Mリングを取り付けて回せば何とか外れることは確認できたものの、毎回するとレンズ側に負担がかかりそうになので、何か別の方法がないか調べたところ、近くの古本屋で手に入れたライカのムックに純正MマウントのレンズリアキャップにL/Mリングを取り外すための突起があるものがあることを知りました。しかし、純正を探すのは大変そうだし、高そうだな、と思ってさらに調べてみると、コシナ・フォクトレンダーのレンズリアキャップにも、同様の突起があるそうです。こちらは現行品なので、入手性もいいし安い。
結局、Amazonで見つけたサードパーティ製のものを入手しました。金属製なので、大丈夫そうなのがいいな、と思って。上の画像のように突起が三箇所にあるので、それをL/Mリングのへこみに合わせて、ぐっと力を加えると周り、無事に外れました。
Mマウントのレンズを持っていないので、L/Mリングを外す必要はないのだけれど、外したいときに外せる状態になって、すっきりしました。
あと、購入時の記事には少しオーバーインフと書きましたが、それはキヤノンのレンズで試した結果で、その後Nikonのレンズで試すと、どちらも無限遠ぴったり。またキヤノンでは少しずれていた指標の位置も、ニコンだとほぼ真上に来ます。理由は不明。フィルムで撮影していて、無限遠のズレについては気になりませんでしたから、Ai NIKKOR 28mm F2.8Sであったような微小なズレなのだと思います。