早めに寝たせいもあって6時頃に目覚めたので、もう起きてしまうことにします。ちょっと汗をかいたのでまたシャワーをして、iPadで昨日撮った写真のチェック。晴れ間はあっても曇りがちの写真が多く、カッキーンと抜けた青空になればなあ、と思います。
窓を開けて、バルコニーに出てみると、ひんやりしています。半袖では寒いくらいです。妻は起きたらたぶん露天風呂に入ると思うので、ちょっと熱めのお湯を張っておきます。妻は7時頃起床し、やはりお風呂に入りました。
8時頃から朝ご飯。久しぶりにバイキングでない、昔ながらの旅館っぽい朝ご飯。焼き鮭、納豆、朴葉焼きなど、これはこれでいいものです。パンもあったので食べてしまいましたが、バイキングのときほどは食べ過ぎず、ほどよい感じでした。
シルクスクリーン印刷の体験をするお店は10時からですが、もっとも近いと思われる郡上八幡旧庁舎記念館「裏」駐車場がいっぱいになったら後々の行動が制限されるので、少し早めにチェックアウトして移動。
いがわ小径のそばにあるその駐車場にはまだ空きがあって、無事停められました。昨日に引き続き、鯉に餌をやったり、吉田川に近づいてみたり。何にしてもいい天気です。昨日も前回も曇り空だったので、今日はカッキーンと晴れた空のもとで写真が撮りたい、という願いが叶えられそうです。
シルクスクリーン印刷体験は、娘がトートバッグで私と息子は手ぬぐい。うちは手を拭くときにタオルは使わず手ぬぐいなので、実用的なチョイスです。既存の柄を組み合わせてプリントするわけですが、色と配置にセンスが問われます。私は町並みを入れたかったのと、山に囲まれた感じ、そして昨日の郡上八幡城が印象的だったので、その組み合わせにし、お城で見たコスモスも添えました。猫も入れればよかったかな。
妻は体験せず、看板犬と遊んでいました。最近犬猫が好きなので楽しそうでした。体験は1時間足らずで終わり、「カフェここち」でおやつ兼昼食。カフェここちは、前回来たときに前を通りかかって知りました。オープン前で入れず、今度来ることがあったらぜひ入ろうと思っていました。
私はコーヒーとパニーニ、息子と娘はコロッケとかき氷、妻はかき氷と、好きなものを食べてゆっくり過ごしている間、私は写真を撮りに宮ヶ瀬橋あたりをうろうろ。
今回は16-35mmが大正解だったと思っています。24mm以降はわりと馴染み深い画角で、とくに違和感なく使えますが、それより広い超広角域で使いづらさを感じます。それが今回は被写体とのマッチングがよかったからか、超広角域もどんどん使えました。
フィルムでもバシバシ撮っておきます。といっても、36EXの1本目です。デジタルとフィルムでは撮るペースが全然違います。
妻が爪切りを見に、昨日行ったコーヒーショップなどがあるエリアのお店に行くので、みんなで移動。古道具屋さんなどを覗き、面白そうなものはたくさんありますが、購入には至らず。
宗祇水あたりで川に降りて足をつけます。

9月の後半にしては暑い日で、冷たい川の水が気持ちいい。
ホテルの部屋や公衆トイレの蛇口から出る水も明らかに冷たくて、普通の水道水ではないんだろうな、という気がしました。
子どもたちがお土産が見たいというので、妻と3人で前回泊まった旅館の近くにある「流響の里」というお店へ。私はその間に昨夜見つけたカメラ屋さんを目指します。何か面白いものがあればいいな。
お客さんが誰もいないので、ちょっと怯みましたが、ぐいぐい入って見せてもらいました。ターゲットはOMマウントのZUIKOレンズ。M-1は置いてあるのだけれど、レンズはなし。Nikon FEのブラック、美品に魅かれましたが、触らせてもらうと、どうもしっくりきませんでした。広島で買ったEOS-1 HSや、東京で買ったNikon F60みたいに「うん、これ買います」と自然と口から出る感じじゃない。ちょうど他のお客さんがフィルムカメラに興味津々で入ってきたので、私はお礼を言って撤収。何も買えなくて残念なような、ぐっと堪えられて嬉しいような。
城下町プラザで醤油フランクを食べ、車に戻って帰路につきます。帰りは一部で軽い渋滞があったものの、アダプティブクルーズコントロールにも助けられ、休憩込みで3時間弱のドライブでした。
下駄屋さんやブックカフェなど、行きたいと思っていたけれど行けなかったところもあるし、また来年も行きたい。もう少し気候のいいときに、町家ステイなんていいかも。