2024年6月29日、梅雨の晴れ間を逃さず、宇治に行ってきました。今回はひとりで。カメラはEOS 5D MarkII、レンズはTAMRONの35mm F1.4。
とても重いレンズなので、バッテリーグリップを付けた方が安定したかもしれません。撮っている間はそんなに気にならないのだけれど、行き帰りの電車などでずっしり感が堪えます。
昨年の10月、妻とふたりで訪れたときよりはずっと混雑していました。そのときはEOS-1 HSとEF 16-35mm F4L IS USMのセットだったので、今回はデジタル。あと、最近EOS 5D MarkIIでノイズが最も少ないのはISO160、という情報を得たので、本当にそうなのか確認したい、というのもあって。
ノイズの件は、横並びで比較していないのでISO100と比べてISO160の方がノイズレスである、とは断言できませんが、今まで撮った画像を見てきた経験を元に言うと、ISO100と遜色はないと思います。実は、同じシーンをISOを変えて撮影して比較しようか、と考えていたのですが、やめにしました。まあ、ノイズレベルの微妙な違いを気にするよりも、写真撮影に時間を使おう、ということです。
京阪の宇治駅から平等院の表参道を進み、中洲までの橋を渡って対岸に行き、宇治上神社にお参りしよう、というルート。表参道のお店はどこも混雑しているようです。列ができるいるところもあります。途中にあったスターバックスが空いていたので、何か水分を摂ろうと入りました。アイスのドリップコーヒー、トールサイズを注文。宇治まで来てスターバックス、という方は少ないのかもしれませんね。
テラス席が綺麗だったので、少し暑いですが、外に座りました。まだ耐えられる暑さです。庭に紫陽花が咲いていて、とても綺麗。紫陽花は晴天下よりも、ちょっと翳っている場所で撮る方がいいように思います。色がしっとりするような気がします。
そんなにたくさんは咲いていないのだけれど、庭全体が少し暗くて、湿度が高いせいか緑がとても綺麗でした。
中洲まで行ってみると、渡る橋が増水のために立入禁止になっていました。中洲に誰もいなかったのは、そういう理由だったんですね。帰り際に駅の近くの掲示板を見たら、天ヶ瀬ダムからの放水が多く、増水していたようです。
致し方なく、宇治橋まで戻ることにしました。といって、同じ道を行くのも面白くないので、参道ではなく川沿いの通りを歩きます。
ちょうどスターバックスの裏側を通ることになって、紫陽花がまた見られてラッキー。テラスからもいいけど、こちら側からもいい感じ。
川に降りられそうな階段や、ベンチもいくつかあって、流量が少なくて気候がいい日であれば、とても気持ちよさそうです。
また宇治橋を渡り、宇治上神社を目指します。その前に今回は宇治神社にもお参りしました。もともとは二社で一体であった、ということですが、宇治神社の方にはあまり縁がありません。
宇治上神社はいつもの通り、綺麗でした。実際に湿度が高いというのと、カメラとレンズの性能のおかげもあるのか、しっとり撮れているように思います。
久しぶりにデジタル続きです。やっぱり便利だな、と思うのですが、デジタルが続くとフィルムで撮りたくなるのが常なので、今度はフィルムにしようと思います。