FD 24mm F2.8 S.S.C.

京都は伏見の中古カメラ屋さんで、カビありですが安かったので買ったレンズ。一度24mmという画角を試してみたかったのが主な理由です。カビが一番後ろのレンズにあるので画質低下を心配しましたが、ポジをルーペで見てスキャンした限りにおいては、特に不満はありませんでした。

祗園や奈良町といった狭い路地で建物を撮るには便利な画角です。逆に言うと広々としたところで使う場合、注意しないと間の抜けた画面になりがちです。ただまあ以前所有していた20mmほどに難しくはないので、常用するのは無理にしても気軽に持ち出すことはできます。またコーティングのおかげなのか、比較的彩度が高いようなイメージを受けました。

24mmというのは、28mmと4mmしか違わない上に、比較的高価なレンズが多いので購入には至りませんでしたが、カビありとはいえ安くで購入できてよかったと思います。

APS-Cでは換算36mm、マイクロフォーサーズでは48mmとなり、わりと使いやすい画角になります。

作例

トリミング