smc PENTAX-M 35mm F2.8

smc PENTAX-M 35mm F2.8

2001年6月11日、私が初めて購入した中古レンズ。なんばCITYのカメラのキタムラでドキドキして買いました。

特に35mmに魅かれていたわけでもないのに、21,000円も出して購入した覚えがあります。とはいえ、これだけの美品はそうそう出ないでしょうから、買っておいて正解だったと、今となっては思います。

購入した当初は35mmという画角は中途半端だなあ、と思っていました。広角なら28mmくらいないと狭いし、画角が狭いのならいっそ50mmくらいの方が使いやすい、と。ただ、それは慣れの問題だったようで、最近はわりとよく使います。道幅の狭い古い町並みでは、ちょっと狭すぎますが、普通の町並みを撮るには、これがぴったりの画角なんですよね。撮るものの変化によって、使い易いレンズも変わってくる、ということでしょう。

ミラーレスで使うようになり、暗めですがコンパクトな標準レンズや中望遠として。
タクマーの頃から、ペンタックスのレンズの絞りリングには、半段ごとのクリックがあって便利です。

作例

20年の年月を経て、2022年5月にPENTAX KMを購入し、モノクロ写真で使っています。かっちりとした描写をするように思います。