ゴールデンウィーク明けの5月8日、理由はちょっと忘れましたが、Nikon Dfをメンテナンスしてもらおうと思い立ちました。
Nikonのメンテナンスには2種類あります。お手軽なのは「プラザ点検パック」という、ニコンプラザのサービスセンター窓口でお願いして、その場で点検、当日中に返却してもらえるものです。高くても4,000円くらい。もうひとつが「定期メンテナンス」で、こちらはニコン修理センターでの作業になるので2週間かかり、費用は「機種により異なります」と明記してあります。
受付には予約が必要なので、心斎橋にあるニコンプラザの空き日程を調べると、直近で5月11日の土曜日。16時に予約しました。「定期メンテナンス」が希望だけれど、特に故障しているわけでもないし、あまりに高いようなら「プラザ点検パック」でもいいかな、という気持ち。
ちょうど最小絞り設定警告レバーを接着剤で固定したNikon F60Dの試し撮りにもちょうどいい。
Nikon F60DにはAFの50mm F1.4。60mm F2.8マクロもあるんだけれど、まずは50mmで。広角も欲しいな。
使用感は前の記事でも書いた通り、入門機っぽい。でも、チープな感じはしないのがいいところです。
フィルムはILFORD XP2 SUPER 400。ほとんどプログラム・モードで撮影しました。ラチチュードが広いので、極端なシーンでなければ露出補正も必要ないし、ISO400でシャッター速度が1/2000までだと、明るいところでは絞り込まざるを得ませんから、絞り優先AEを使ったとて、自由度は低い。
妻とふたり、淀屋橋で降りて、歩いてニコンプラザまで。場所的には難波神社の向かいで、距離感がよく判らなかったのだけれど、まあまあ遠かったです。
難波神社にお参りして、向かいのマリメッコをチェックしていたら時間が近づいたので、ビルの17階にあるニコンプラザへ。新商品の展示も、サービスセンターも空いていて、すぐにDfのチェックをしてもらえました。故障している箇所はないようなので費用は約12,000円で2週間。詳細に見て、もし修理が必要な箇所が発見されたら連絡する旨、修理の必要がない場合は進行し、完了したらSMSで連絡が来るとのこと。というわけで依頼しました。
その後堀江から心斎橋あたりをうろうろ。途中で随分と歩いて疲れたので休憩。私はハンバーガーとギネス、妻はコロナビールとポテトフライ。少し日が翳って涼しくなり、外で過ごすのがとても気持ちいい。
ちょっとゆっくりしすぎたようで、急いで帰宅し、夕食の準備。近くのショッピングセンターに新しくオープンしたパン屋さんで買ってみました。
翌日に近くのキタムラでフィルムを現像してもらいました。デジタル化は自分でした方が綺麗なので、現像のみにして、今回はNikon DfがないのでE-M1とフォーサーズシステムのマクロ(ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro)で。汎用フードとステップダウンリングを駆使すればNikonのフィルムデジタイズアダプタES-2を取り付けられます。
実はAFの50mm F1.4をフィルムで使うのは初めて。絞り込んでいることもありますが、シャープです。古い50mm F1.4とは構成が違うみたいで、開放でも比較的かっちりしている印象です。
Nikon Dfのメンテナンスは5月22日にSMSで終了した旨の連絡があったので、25日に受け取りに行ってきました。全てのチェック項目で問題なし。ひと安心です。