Canon EOS-1 HS


2023年9月17日購入。旅先でふらっと寄ったカメラのキタムラで見つけました。とても綺麗で15,800円。安いのか高いのか。

EOS-1は1989年発売のEOSシリーズ最高機種。ファインダー視野率約100%、シャッター速度1/8000というあたりが、最高機種らしいスペックです。HSはパワードライブブースターという大型グリップをセットしたモデルで、通常グリップと違い乾電池(単3形乾電池×8本)が使え、連写コマ数が2.5コマ/秒から5.5コマ/秒に向上します。また、縦位置用シャッターも付いています。

EOS-1の系譜はフィルム時代に、EOS-1N、EOS-1V、デジタルになってからもEOS-1D、EOS-1DsそしてEOS-1D Xと続きました。メインストリームがミラーレスに移行し、EOS-1D X MarkIIIで打ち止めになったわけですが、約30年も続きました。その初号機であるEOS-1はAF関連にいささか古い部分もありますが、私の使い道から考えると充分以上です。

購入に至る経緯使用感についてはブログをご覧ください。

グリップがベタついていたので、ネット上の情報をもとにいろいろと試してみました。無水アルコールでの拭き上げが一番効いた気がします。

電池を含めると1.5kg近いので、重いレンズを付けると2.3kgほどになります。グリップ感もいいし、撮るときにはあまり重さは感じません、最初のうちは。1時間半くらい持ち歩いていると、ストラップが首や肩に食い込んできて、帰りがけには重さに辟易します。まあ判っていたことではあります。

通常グリップがあるといいかな、と考えたりもするのですが探すと意外とない。あっても高い。それにカプラーカバーも必要で、まあ軽さを求めるならEOS650があるし、乾電池が使えるのは魅力なので、そのままにしています。とはいえ、そこそこの価格でそこその程度の通常グリップとカプラーカバーを見つけ次第買うつもりではいます。

実はEOS-1のジャンク品を入手すれば解決する話ではあります。しかし、使いもしない壊れたカメラを買って、部品のみ取るというのは心が痛みます。そこまでして欲しいわけじゃない。



Canon EF mount Lenses