レンズ固定式から出発したライカがレンズ交換式(全てのレンズに対応するわけではない)となり、最終的にはフランジバックが統一されます。その時の規格がライカスクリューマウントとなるわけです。フランジバックは28.8mm。いろいろな時代の、いろいろな国のレンズが存在する、面白いマウントです。ただ、有名なレンズはすごく高いのが困ります。

ちなみにライカM型で採用されているMマウントはフランジバックが27.8mmなので、アダプターを噛ますことでLマウントのレンズも使えます。

W-NIKKOR·C 3.5cm F3.5

2024年11月20日、カメラのナニワのネットショップで注文。23日着。価格は52,000円。送料650円とポイント683で51,967円。うーん、ちょっと高かったですね。できれば4万円くらいで何とかしたかったのですが、広角レンズで安いものとなると、Jupiter-12 35mm F2.8くらいしかない。

試し撮りしていないので、性能については判りませんが、クラシックでライカIIIfに取り付けると恰好いい。

ファインダーは純正のSBLOOを買いました。ライカは魅力的なアクセサリーがたくさんあって、危ない感じです。

CANON LENS 50mm F1.8

2024年10月29日、マップカメラのサイトで注文、31日着。価格は15,800円、ポイント10倍キャンペーン中で1,437ポイント付いたので、実質14,363円。

Leica IIIfに相応しいレンズが欲しい。INDUSTAR-22 5cm F3.5には悪いけれど、もうちょっと風格のあるレンズが欲しい。と考えて、いろいろと探して購入しました。

絞りリングもピントリングもスムーズで、性能も開放からちゃんと使えます。絞り込むとかっちりしていて、好みです。

ИНДУСТАР(INDUSTAR)-26M 5cm F2.8

FED-2についてきたレンズです。テッサータイプのごく標準的なもの。アルミ製でサイズのわりにはすごく軽いレンズです。ちなみにヘリコイドはグリスが乾いているみたいで、ちょっと渋い。沈胴かジュピター8あたりの明るいものが欲しいなあ、と思っています。

FED-2のページにも書きましたが、ピントがあんまりぴしっと来ないので気になっています。被写界深度を稼ぐべく、無限遠にあわせて絞り込んでも文字などを見るとぼやけてしまっているようです。どうしたもんでしょう。

色再現は現代のレンズみたいなクリアさはありませんが、実用レヴェルです。モノクロでも是非試したいところです。

ИНДУСТАР(INDUSTAR)-22 5cm F3.5

ИНДУСТАР(INDUSTAR)-26M 5cm F2.8のピントが不満だったため、レンズが悪いのかボディのフランジバックが狂っているのかを早く確認したくて購入しました。オークションで8000円。ちょっと高いですが、レンズも綺麗で無限遠チェック済みだったのでつい。

購入動機は上記の通りですが、レンズとしてはLマウントのカメラを買ったら是非使ってみたいとは思っていました。というのは、そのコンパクトさゆえです。沈胴させるとレンズをつけたままでも楽々小さなバッグにしまえます。実際に使ってみても、ヘリコイドに使いにくさはありますが、このコンパクトさを体感するとちょっと他には替えられません。

描写はかっちりしています。色再現は渋めだと思いますが、問題になるほどではないでしょう。フードを付ければコントラストの低下もなく、いいレンズだと思います。ただ、ピント合わせはしにくいですね。コンパクトさとトレードオフ、といったところでしょう。

Leica IIIf

ФЭД(FED)-2

ЧАЙКА-II