Nikon Df


2023年2月10日、マップカメラで購入。12日着。159,800円。ポイント10倍キャンペーンで14,528ポイント付与、実質145,272円。購入に至るまでの経緯はブログで(LINK)。到着時のショット数は448。


冷静に考えると、2013年発売のデジタル一眼レフがこの価格って高いよね、とは思います。例えば、同じNikonで言うと、Dfより新しくて画素数等のスペックも高いD750の方が安いですし、Z6も同じくらいの価格で買えます。とはいえ、D750もZ6も特に欲しくない。D750は非Aiレンズが取り付けられないし、Z6は悪くないとは思いますが、フルサイズミラーレスについては、まだ「待ち」だと思っているので、特に今買う気はありません。Dfが欲しくて、まあ価格の点は妥協して、買った、ということです。


フィルムとデジタルを併用していると、ピント合わせに求められる正確性が大きく違うことを実感します。


フィルムで撮る場合、最終的なデータはフィルムをスキャンした350万画素程度のデータであり、許容錯乱円が大きい。更に、古いフィルムカメラにISO400のフィルムを通して使っているせいで晴天屋外ではF11くらいまで絞り込むことが多いため、近接しない限り、そんなにピントをシビアに合わせなくてもいい。対してデジタル一眼レフの場合、画素数が低めとはいえ、1600万画素あるので、許容錯乱円はフィルムとは比べ物になりません。また、シャッター速度も1/4000まで切れる上、あまり絞り込むと撮像素子上のゴミ写り込んだら嫌だな、という気持ちもあり、絞り込んだとしてもF8までなので、ピントについてはシビアに合わせておく必要があります。


Nikon Dfは古いレンズを付けられる上に、フォーカスエイドが使えるのはメリットです。フォーカスエイドのみを信用するのではなく、最終は目で確認しますが、参考にはなります。とはいえ、古いフィルムの一眼レフと比較すると、ピントは合わせにくいです。上にも書いたように、デジタルの方が精度を求められるので厳しい側面はあります。歳とともに視力も弱ってきていますし。


Ai NIKKOR 28mm F2.8Sで、ちゃんとピントを合わせずに無限遠で撮影していたら、どうもピントが合ってないな、とキィートスさんに送って見てもらったら、許容範囲内だけど、若干オーバーインフという診断でした。20年間フィルムで使う限りにおいて、全く気付きませんでした。それくらいピントはシビアです。


オートフォーカスのレンズも2本購入したのですが、やっぱり古いマニュアルフォーカスのレンズと合わせて使いたいカメラです。オートフォーカスならEOSでいい。

Nikon F mount Lenses