OLYMPUS OM-D E-M1


2019年7月12日にマップカメラの「先取交換」を利用して購入。中古美品で54,800円でしたが、EF 17-40mm F4Lとスピードライト 430EX IIの下取り分が46,330円、28ポイント利用で、支払額は8,442円でした。

E-M10 Mark IIがあるのに、E-M1を買ってしまったのには理由(というか言い訳)があります。


E-M10 Mark IIを買ってから、マイクロフォーサーズシステムの使いやすさ故、そればかり使うようになりました。

マイクロフォーサーズシステムの美点は、軽量コンパクト、レンズが安い、AF精度が高い(ソニーNEX-6、キヤノンEOS 30DやペンタックスK10Dとの比較で)の3点。あとデザインも好みです。


ただ、メインとして使うには、私の場合フラッシュが必要です。そんなに頻繁ではないのですが、必要になるシーンがあるのです。今まではEOS 30DとEX430IIを使っていました。フラッシュって使用頻度が低いのに、そこそこの光量でバウンスできるものは高いのがネックで買い換えるには至りませんでした。バウンスできて安いし、ブツ撮りに便利そう、とFL-LM3を入手しましたが、絶対的に光量が不足していました。残念。


そんなときにオリンパスのオンラインショップからメールが来て、フラッシュのアウトレットが販売されているのことを知りました。仕事中でしたが早速見に行ったらFL-700WRが19,440円。1万円は安いな、と思ってふと横を見たらFL-900Rが22,737円。安い。安すぎる。当時は6万円以上していたはずのものが、2万円ちょっと、というわけで早速購入。

届いた日にちょうど保育園のアルバム委員の仕事で、子どもたちの個人写真を撮る必要があったので、早速実用してみました。とても明るいので、天井の高い場所でもバウンス撮影ができて便利。

フラッシュはいいのだけれど、問題はE-M10 Mark IIのグリップです。フラッシュが大きく重すぎてE-M10 Mark IIのグリップでは、ちゃんと持てない。持っていると右手がつりそうになりました。これではいけない、とEF 17-40mm F4Lと430EX IIを下取りに出してE-M1を購入したわけです。後日バッテリーグリップ(HLD-7)も追加。こちらは八百富で5,940円。古いので安い。


シャッターショックが大きめなので、低振動シャッター(電子先幕)は常時オンにしています。1/8000までシャッターが切れるのは、ISO感度が200なのでありがたいところです。あと、バッテリーグリップが思いのほか使いやすい。本体と含めてバッテリーをふたつ内蔵できるので、たいていのことではバッテリー切れにならない、というか、撮影中にバッテリー切れになったことはありません。防滴・防塵は実用したことがないのですが、旅行で雨が予想されていたときに12-40mm F2.8 PROとセットで持っていきました。ちょっと雨がかかるくらいですが、やはり安心です。


画質は同じ1600万画素ですが、像面位相差AF対応なので、撮像素子自体はE-M10 Mark IIとは違うと思います。設定もナチュラルをベースにコントラスト-1、彩度+1の設定ですが、E-M10 Mark IIの方が鮮やかだと感じます。素材的にはE-M1の方が扱いやすいと思いますが、結局はRAWを現像することが多いので、そんなには追求していません。

コンパクトなレンズをつけるときや、ちょっとした撮影のときはE-M10 Mark II、大きめのレンズを使いたいときや、撮影メインのときにはE-M1という2台体制が快適です。


Micro Four Thirds Lenses