レンズ固定式から出発したライカがレンズ交換式(全てのレンズに対応するわけではない)となり、最終的にはフランジバックが統一されます。その時の規格がライカ・スクリューマウントとなるわけです。フランジバックは28.8mm。いろいろな時代の、いろいろな国のレンズが存在する、面白いマウントです。ただ、旧ソ連製以外はすごく高いのが問題です。

ちなみにライカM型で採用されているMマウントはフランジバックが27.8mmなので、アダプターを噛ますことでLマウントのレンズも使えます。

ИНДУСТАР(INDUSTAR)-26M 5cm F2.8

FED−2についてきたレンズです。テッサータイプのごく標準的なもの。アルミ製でサイズのわりにはすごく軽いレンズです。ちなみにヘリコイドはグリスが乾いているみたいで、ちょっと渋い。沈胴かジュピター8あたりの明るいものが欲しいなあ、と思っています。

FED−2のページにも書きましたが、ピントがあんまりぴしっと来ないので気になっています。被写界深度を稼ぐべく、無限遠にあわせて絞り込んでも文字などを見るとぼやけてしまっているようです。どうしたもんでしょう。

色再現は現代のレンズみたいなクリアさはありませんが、実用レヴェルです。モノクロでも是非試したいところです。

ИНДУСТАР(INDUSTAR)-22 5cm F3.5

ИНДУСТАР(INDUSTAR)-26M 5cm F2.8のピントが不満だったため、レンズが悪いのかボディのフランジバックが狂っているのかを早く確認したくて購入しました。オークションで8000円。ちょっと高いですが、レンズも綺麗で無限遠チェック済みだったのでつい。

購入動機は上記の通りですが、レンズとしてはLマウントのカメラを買ったら是非使ってみたいとは思っていました。というのは、そのコンパクトさゆえです。沈胴させるとレンズをつけたままでも楽々小さなバッグにしまえます。実際に使ってみても、ヘリコイドに使いにくさはありますが、このコンパクトさを体感するとちょっと他には替えられません。

描写はかっちりしています。色再現は渋めだと思いますが、問題になるほどではないでしょう。フードを付ければコントラストの低下もなく、いいレンズだと思います。ただ、ピント合わせはしにくいですね。コンパクトさとトレードオフ、といったところでしょう。

ФЭД(FED)-2

ЧАЙКА-II