ФЭД(FED)-2


レンズ交換式でレンジファインダー付きのカメラが欲しくなって2005年4月25日にヤフオクで落札。レンズ付き8500円。オークションにおける相場よりずいぶんと高いですが、ボディ、レンズともに綺麗ということでしたし、かつ返品可だったので、店頭販売での相場と合わせて考えれば悪くないと思います。この個体は黒ではなく濃いブルーに塗装されています。

実際ボディのクローム部分には汚れはあったものの拭くと綺麗に取れましたし、傷もほとんどありません。レンズも埃の混入はありますが傷はないようです。またシャッター幕、ファインダーも綺麗です。

初代のFEDはライカ2(正確にはローマ数字)型を参考にして作られたもの(ただし戦前のものはフランジバックがライカとは異なります)で、FED−2はその発展型です。ファインダーが一眼式になり、基線長が延び、底蓋取り外し式から裏蓋取り外し式へ、そして巻き上げ前でもシャッター速度設定可へ等といった使い勝手を向上させる改良がなされています。FED−2にはいろいろなタイプが存在しますが、そのあたりのことは詳しく解説されているサイトがあるので、ここでは割愛します。

旧ソ連製のカメラはとかく品質の低さを言われる傾向にありますが、FED−2は悪くないです。値段と製造されてから経過した年月を考えると充分納得いくものだと思います。カメラの質感を追求したい向きは最盛期のライカとかフォクトレンダー(コシナじゃない本家)あたりを買われるのが賢明でしょう。

肝心のレンジファインダーは虚像式ということで期待していなかったからか、想像していたよりピント合わせしやすいです。ただ、絞り込んで遠景を撮る場合は、いちいち距離計を使わずレンズの被写界深度目盛りを活用して撮る方が早いし楽です。

上掲の画像にあるレンズは無限遠が狂っているようで、ピントに不満の残る何だかぱりっとしない写真しか撮れず、がっかりしていたんですが、INDUSTAR-22 5cm F3.5をヤフオクで落札して試用してみたところ、問題なくピントが来ていました。

レンジファインダー入門として悪くない選択だったと思います。


Leica Screw mount Lenses