50mmファインダー(SBIOO)

ライツの50mmファインダー。
2025年5月28日、カメラのナニワ京都店で見つけて購入。

ファインダーが2つ必要な理由とは

出町柳から四条までぶらぶら歩いて、時間的な余裕があれば寄ろうと事前に店舗在庫をチェックしていました。
パナソニックのマイクロフォーサーズ/ライカMマウントアダプタとか、OMマウントの50mm F3.5マクロ、スナップショット・スコパー 25mm F4など興味深いものはたくさんあるものの、たぶん買わないだろうなという予感がありました。興味深さの高まりが欲しさにまでは達していない。ただ、ちょうど2万円以上で2000円引きのハガキが届いたこともあり、面白いものがあればいいなと、覗きに行くことにしました。

そうしたら前から欲しいと思っていたSBOOIがありました。「5月の新着」みたいなタグが付いていたので、店頭に出すのとネットに掲載するのにタイムラグがあるのかもしれません。
SBOOIというのはライツが作っていた50mm用の外付けファインダーです。1951年発売。見え方が素晴らしいそうで、一度試してみたいと思っていました。
最近、高くなっている傾向にはあると思いますが、それにしても高い。前買って返金してもらったエルマー50mmF3.5より高い。それに「フレーム枠に欠けあり」と明記がありどの程度なのか。問題がないのなら買いたい。
店員さんに声をかけて実際に覗かせてもらうと、ブライトフレームに欠けはなし。綺麗に見えます。店員さんに訊いてみると、ブライトフレームではなくて周りの蒸着に欠けがありますね、とのこと。なるほど。見た目はちょっと気になるけど、使うときには視界に入らない。明るさに若干影響がある可能性はありますが、しばし悩んだ結果、使う上で問題ないんだし、次につい出会えるか判らないし、ここは買っておくべきじゃないかと思って買いました。2,000円引き。

50mmファインダーがあればいいな、と思ったシーンが2つあります。

まず、ライカIfで50mmレンズを使うとき。距離計を買ったので広角以外でも使えます。28mmと35mmのファインダーは持っているので、50mmファインダーがあれば、手持ちのレンズは全て使えます。
次に、ライカIIIfで50mmレンズを使うとき。フードを付けると、もともとのファインダーでは視野の半分以上が蹴られてしまいます。古いレンズなので、できればフードは付けたいところです。そんなときに外付けのファインダーがあると便利。もともと距離計とファインダーは別なので、撮影に関する迅速性が劣ることもない。

Leica Ifと

まあ、この2点の需要を満たすための出費として見合うかというと、見合わない気もしますが、買ってしまったものは仕方ないのでバシバシ使っていきます。