Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D

2023年8月30日にマップカメラで注文。9月1日到着。並品で19,800円。ニコンのマクロ(マイクロ)レンズはMicro-NIKKOR-P·C Auto 55mm F3.5に続き、2本目。

レンズについては公式サイトや、ニッコール千夜一夜物語に詳しいので、そちらをご覧ください。

2001年頃に父のPENTAX MXを使うようになって、2台目のファイルカメラ購入を検討する中で、AF一眼レフも候補に入っていました。ミノルタのα-7に魅力的に感じましたが、その中でニコンやキヤノンのカタログなどを見ていた折に、このレンズの存在を知ったように記憶しています。まあ、最終的にNew FM2を購入するわけですが、このレンズには少し興味がありました。何か恰好いいな、というのが最初の印象だったように思います。

先日、ES-2でフィルムをデジタル化する際に、Nikon Df + Micro-NIKKOR-P・C Auto 55mm F3.5 + 接写リングM2を使いました。E-M5 MarkIIとZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroで撮影し、四隅が明るくなるという問題の原因を探る中で、レンズの問題じゃないか、という点を検証する中で試してみただけですが、思いの外、綺麗。E-M5 MarkIIのハイレゾショットだと6400万画素、Dfは1600万画素と4倍も差があるのに、後者の方が階調がなだらかな印象を受けました。ただ、マニュアルフォーカスでのピント合わせはとても大変なので、オートフォーカス対応レンズがあればいいな、と思いました。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDという同スペックの新しいレンズもあって、MTF曲線を見ると性能が高そうです。とはいえ、絞り環のないレンズは、フィルムカメラで使えず、Df専用になってしまうので、ちょっと困ります。また、デザイン的にもDfにはDタイプが似合うと思っています。

そんな経緯を経て、Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dを探していたところ、マップカメラに良さそうなものが出たので購入しました。

60mmは50mmよりは確実に狭いですが、中望遠というほどでもなく、使いやすいと思います。

作例

F4 1/1000 ISO1600
F4 1/200 ISO800