OLYMPUS OM-1


2002年7月8日、いつもフィルムを現像に出しに行くカメラのキタムラで発見し、悩んだ末に見せてもらったら、日研テクノ(カメラ修理専門店)で点検・整備済みというコンディションだったので、9日に購入。

このカメラは操作性が多くの一眼レフとちょっと違います。まず、シャッター・ダイヤルがマウント基部にあります。そして、そのせいか絞り環がレンジファインダー用と同じようにレンズ前端になっています。また、通常底面にある巻き戻しボタンがボディ前面の向かって左側にボタンではなくてクラッチとして位置しています。

その違いをもって、使いにくいという人と、いや、使いやすい、という人がいますが、私は後者です。

ファインダーを覗いたままでどちらも操作できるのは便利だと思います。軍艦部にシャッター・ダイヤルがある場合、いちいちカメラを上から見て合わせないといけないですから。ただ、OM−1はファインダー内にシャッター速度も絞りも表示されないのが痛い。これがあればベストなのに。ペンタックスMXはどちらも表示されますが、ファインダーを覗いたままシャッター速度を変えるのは難しい。完璧なカメラは存在しえないのでしょうか。

あと、ファインダーが暗いこと(再蒸着してあるせいかもしれない)も欠点のひとつ。この時代の特徴で、スクリーンはざらざらとしたマット面とマイクロプリズムしかないため、暗いところだとすごくピントが合わせにくい(追記:ヤフオクでスプリットマイクロのスクリーンを入手したため、私の所有機においてはこの問題をクリアしています)。

一方、特筆すべきはミラー・ショックの少なさです。ショック・アブソーバーが入っているという話ですが、その効果は確かにあって、他の手持ちの一眼レフと比較すると明らかに違います。また音も小さい。カメラの内部にこもるような印象で、しっかり作られたカメラだな、という感じがして好きです。事実、オリンパスはOMシリーズがフラッグシップ機だったわけですから、当然のことかも知れません。


私が持っている一眼レフの中で、デザインはOM−1が一番恰好いいと思っています。わざわざシューを着脱式にしてまで得られたペンタ・カヴァーから軍艦部にかけての引き締まったラインから、大きな操作部材がひしめく軍艦部も含めて、機能美という言葉がぴったりのカタチをしています。ちょっとゾクっとくるくらい恰好いい。


OM mount Lenses