フィルムで写真を撮って、それをサイト上に掲載するには、どうしてもディジタル化する必要があります。ネガカラーで撮っていたころは安くて画質もそこそこのフジカラーCDというサーヴィスを利用していましたが、リバーサルの場合は長期的に考えるとスキャナを買った方が安上がりなんです。


MINOLTA DiMAGE Scan Dual III

2003年6月3日にヨドバシで購入。二眼レフを持っているのでフラットベッド式にしようか、とか、もうちょっとお金を貯めてから高性能なヤツを買おうか、などといろいろと悩んだ末にやっと購入しました。

やはりメインは35mmですし、高性能なものは倍以上の値段なのでこれに落ち着きました。

いろいろと使ってみた結果、画質的に特別いいというものではないことが分かりました。リバーサルの場合、ちゃんとした露出で撮らないとすぐに色が濁ります。私が使っているライトボックスで見たときに、ちょっとオーヴァー目かな、という感じのコマが綺麗に取り込める傾向にあるようです。

このスキャナの埃・キズ除去はソフトウェア処理なので、かけるとシャープネスが低下していまいますから、スキャン前にブロアーで綺麗にした方が後処理が楽になります。

ただ、実用的に問題があるか、というとそんなこともありません。お金があったらもっといいのを買おうとは思いますし、そうなるとディスプレイの色管理まで徹底してせざるをえなくなりますから、まあ一般的な用途には充分と言えるかも知れません。

まあもともと、リバーサル・フィルムをライトボックス上で見たときの色の透明感を、表示される色数が限られているPCのディスプレイ上で再現しよう、というのが無理な話なのかも知れません。

次はブローニーを簡単に取り込める、高解像度のフラットベッド・スキャナが欲しいなあ。


EPSON GT-9800F

2005年6月21日に天王寺のソフマップで購入。中古で5980円。ヤフー・オークションでも1万円台半ばで取引されていますから、ずいぶんとお買い得でした。理由はドライヴァやユーティリティーなど付属のソフトウェアを収録したCD−ROMが欠品だから。

ドライヴァはEPSONのサイトからダウンロードできますし、ドライヴァさえあれば使えますから問題は全くありません。

フィルム・スキャナを買うときに、フィルム専用かフラットベッドかで悩みましたが、結局はどちらも手に入れたことになります。

このスキャナの美点はドライヴァを含めた基本性能の高さ。光学解像度は3200dpiとフィルムをスキャンしてWeb上で公開する用途には過剰なほどです。操作性は35mmフィルムのスリーブをセットしたときにコマを自動認識してサムネイル表示する全自動モードが売りのようですが、私は全てのコマを取り込むことはしませんし、全自動というのはいろいろと設定するには不便なものなので、マニュアル操作できるモード(プロフェッショナル・モード)で使っています。プレヴューは静かで速いですし、画像処理も的確で綺麗に取り込めます。また、今までのドライヴァとは違い、単体で起動させることもでき、その場合のデータ保存先、ファイル名の設定なども可能で、どんどん取り込んでしかる後にレタッチ、という一連の作業がスムーズに行えます。

肝心の画質は、35mmではシャープネスに若干の問題があります。すなわち細部がぼやけます。これはフラットベッドの宿命といえるもので、それを知った上で購入していますし、フィルム・スキャナで取り込んだものと比較した際に気付く程度のものです。また、フラットベッド式を買った最大の目的であるブローニー・フィルムを取り込む場合には気にはなりません。上でも触れましたが内部の処理エンジンが優秀なようで、補正をしているんですが、それを感じさせないような、自然でレタッチしやすい画像を提供してくれます。ただ、同じ理由でそのまま使うには向かないかも知れません。

このスキャナを入手したことで、やっと中判カメラをメインとして使うことができるようになります。