OLYMPUS PEN EE-3


2004年2月末、ヤフオクでペンEEを落札したものの、絞りの動作に問題があって返品することになりました。出品者の人は大変丁寧に対応して下さったので問題はありませんでしたが、ペンEEの質感とコンパクトさに対する憧れだけが残り、居ても立ってもいられなくなって買ったのがこのカメラ。委託品5000円。

モルトは糸で応急的な処置が施してあり(後に張り替えました)、何よりもレンズが綺麗で、ケンコー製フィルター、純正キャップ、純正ストラップ付きというのに魅かれて購入を決意しました。

クロームの部分やファインダーは充分に綺麗でしたが、建て付けが悪いのか裏蓋を押すとカチカチ鳴るのが気になるところです。光線漏れはないものの、気分はよくないですね。そういう意味では裏蓋引き抜き式のEEの方がしっかりとしていました。

リバーサルで試写してみたところ、感度設定ダイヤルで露出補正をしてやれば、露出はわりとヒットします。傾向としては空の明るさに引っ張られてアンダーになることが多いようです。固定焦点ということで写りには期待していませんでしたが、これが意外によく写る。色も綺麗ですし、散歩写真には充分です。

露出は自動、ピントは固定と気軽なカメラですが、機構上シャッターストロークが長めで、慣れないとタイミングが分かりにくく、手ブレを誘発しますのでご注意を。

このカメラで何よりも好きなのは、その存在感です。ペンS2.8はがっちりしてる上に重めなので、ニコマートFTやキヤノンFTb−Nを小さくしたような本格的なカメラ然とした存在感を醸しますが、このEE−3はぐっとライト。しかしながら安物ではない信頼感もある。このバランスが絶妙で、いつも手許においておきたくなる可愛いカメラです。


雑文<16.21世紀初頭におけるペンEEシリーズの存在意義