pomeraについて

pomera

2025年10月3日注文、4日着。
妻と父母妹からの誕生日プレゼントとして入手。ありがたいことです。

pomeraを知ったのはいつのことだったでしょうか。まだ折りたたみ式のキーボードを搭載した機種しかない頃だと思います。その後、折りたたみ式じゃないキーボードを搭載したDM100が発売されたのを知り、いいな、と思いました。まず恰好いい。それにサイズ感がいい。何よりもキーボードが快適そうです。私はかな入力なので、エンターキー周辺のキーの幅が狭くなっていたり、配置が変則的だとがっかりしてしまうのですが、それがない。
とはいえ、文章を書くだけの機械として考えると高いし、そんなに外出先で文章を書く機会もないので、気になりつつも買わずじまい。
その後、DM200が発売され、ディスプレイ周りがすっきりしましたが、サイズ感は変わらず。そしてその後マイナーチェンジモデルともいえるDM250が出ました。DM200と比較すると、端子のアップデートやバッテリー駆動時間の延長などの小変更がなされています。

今回購入したのはDM250です。価格はヨドバシで47,750円。4,775ポイント還元されるので、実質42,975円。発売当初からすると安くはなっているみたいですが、まあ高い。文章を書くだけの道具ですからね。

用途は自宅や外出先で文章を書くため。最近は文章を書いてはブログにアップしています。何にしても文章が書きたい性分なのです。

今まではPCまたはiPadでUpNoteというアプリで書いていました。iPadは便利なんだけれど、キーボードまで持ち歩くと重くてかさばります。ラップトップPCは万能だけれど、バッテリーがあまり持たないのと、これもわりと重いし大きい。バッテリー駆動時間が長く、軽量で小型のラップトップPCを新たに買うことを考えれば、pomeraは安いんじゃないか、という気持ちと、一度pomeraを使ったみたい気持ちとが高まり、ちょうど誕生日ということもあって買ってもらうことにしました。

マニュアルを読むとDM250の機能は、基本的に文章を書くだけです。最終的にWordPressの記事にするので、pomeraだけでは完結できません。スマートフォンと接続したりもできるみたいですが、結局はUSB接続か、SDカードを介してPCとデータをやりとりするのがよさそうです。

iPadやPCと違うのは、文章を書きながら、Webで検索したいことがあった場合、iPadならブラウザを立ち上げるだけですが、pomeraはそれができない。でも手許にあるスマートフォンを使えばいいだけです。ただ、pomeraには辞書が搭載されているので、便利かもしれません。

少し使ってみて、キーボードのサイズに少し慣れないところがありますが、これは慣れだけの問題でしょう。変換は予測変換がないので大変かな、とも感じましたが、今のところは不満を感じず、快適です。またMS-IME風のショートカットも使えて、違和感なく使えます。

起動と終了が画面を開く、閉じるだけなのも便利です。PCのようなアプリケーションという概念がないため、書きかけの文章を開いたままにしておけば、画面を開くだけですぐに書き始められます。

ネットワークに繋げて、クラウドサービスに接続できれば便利じゃないか、という説はあると思いますがpomeraはスタンドアロンでいい。だからこそシンプルだし、ネットワークに繋げたいならPCを使えばいい。

まあ、徐々に使い込んでみたいと思います。