Nikon 1 V1の使い心地

2025年9月1日に注文し、9月4日に届いたNikon 1 V1(以下V1)を早速使ってみました。レンズは 1NIKKOR 18.5mm F1.8です。
ちなみにショット数は6,500弱で、そんなに酷使はされていないようで安心しました。

Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR 18.5mm F1.8

まず手に持って感じたのが、ボディの分厚さ。当時のデジタル一眼レフと同じバッテリーを採用したせいかもしれません。バッテリー持ちとトレードオフと考えれば、悪くない。

付属レンズ(18.5mm F1.8)が70gと軽いからか、重さはそんなに感じません。ボディが重くレンズが軽いので、持ったときのバランスはいいように感じました。グリップがないデザインで分厚いため、持ちやすいとは思いませんが、そんなに大きな問題にはならないでしょう。別売りグリップがあって、わりと恰好いいので気になります。入手困難な上、取り外さないとバッテリーとメディアにアクセスできないのが不便そうですが、安くで見つけたら買いたい。

EVFは高精細ではないですが、構図を確認するには充分です。水平をきちんと取りたいので格子線を表示するようにしました。アイセンサーを搭載しているので、覗き込むと背面液晶から自動的に切り替わります。ハイアングルやローアングルなど、背面液晶を使いたいシーンもあるので、自動切り替えは便利です。

撮影モードは絞り優先AEにしました。またシャッター半押しでAEロックもするように変更。絞りは右手親指の上下レバーで操作できて快適です。露出補正はマルチセレクターの右ボタンを押してから、上下で設定し、中央のOKボタンで決定するタイプ。まあ、普通です。

私は静止画しか撮らないので、撮影モードダイヤルの存在意義が感じられませんが、まあカメラとして動画撮影を訴求したかったみたいなので、仕方ない部分です。不意に動いていることがあるので、固定する方法を検討した方が快適な気はします。

少し撮影してみるとAFポイントの自動選択は不便に感じたため、任意の1点を選ぶ設定にしました。ピント合わせは遅くないです。

ちょっと不便に感じたのは、オートパワーオフ状態からの復帰に時間がかかること。明示的に電源をオフにした状態から、オンにするよりも時間がかかり、撮りたいときに撮れないシーンに何度か遭遇しました。手動でオン/オフを切り替える方が快適でした。

露出傾向は評価測光だと2/3から1段ほどオーバーな気がします。白飛びを恐れてアンダー目に撮りたい方ですが、それにしても明るすぎます。評価測光をやめて、中央重点にすると比較的よくなった気がします。マニュアル露出は操作が面倒なので、中央重点測光+露出補正がベターなようです。

Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR 18.5mm F1.8 with hood

肝心の画質は、単焦点レンズだからか、画素数が少ないからか、同じ1型センサーのRX100よりもいいように感じました。具体的にはV1の方が四隅までピシっと写る。フルサイズなどと比較するとISO100でもノイズレベルは高めですが、それは致し方ないことです。

感度はISO100で使いたい感じがします。LightroomのAIノイズ除去を前提にすればISO800までは許容できる範囲ではあります。晴天屋外ではISO100固定、少し暗いシーンでは、ISO100-400のオートという使い方をして、満足行く結果でした。

V1はメインのカメラとして使えそう、という印象を得ました。今まで、できるだけコンパクトにしたいときはE-M5 Mark II + 17mm F1.8を持ち出すことが多かったのですが、V1 + 18.5mm F1.8はそのバリエーションとして使いたいと思います。ちょうどマイクロフォーサーズ用の50mm(135換算)単焦点レンズがないので、50mmを使いたいときはV1、35mmの気分のときはE-M5 Mark IIという使い分けができます。

同じ1型センサーのRX100は、ズームレンズを搭載していてコンパクト、かつ画質的にも許容範囲なのでフィルムカメラのサブや、フルサイズ一眼レフのサブとして八面六臂の大活躍しています。とはいえ、メインとしては使っていません。おそらくファインダーを覗いて撮りたい気持が強いからだと思います。

F5.6 ISO100 レンズ補正あり

想像していた通り、使いでのある面白いカメラでした。満足です。