2026年2月時点でのフィルムのデジタル化について

いろいろと紆余曲折を経てきたフィルムのデジタル化について、方法が定着したので備忘録も兼ねて記事にしておきます。今までの経緯は「フィルムのデジタル化」のカテゴリーをご覧ください。

カメラはOM-D E-M1、レンズはフォーサーズアダプタMMF-3を介して ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroを取り付けています。E-M5 Mark IIを使わないのは、E-M1であればフォーサーズレンズで像面位相差AFができるから。その方が快適です。

フィルムの固定はNikonのフィルムデジタイズアダプタES-2を使っています。このとき、レンズに直接フィルムデジタイズアダプタES-2を取り付けると、フィルム全体を写せないため、ハクバのメタルレンズフード52mmと58mm-52mmステップダウンリングを噛ませています。

カメラは三脚に固定して撮影します。三脚に固定するのは、カメラの置き場所が必要なくなって快適なのと、光源に向ける角度(≒明るさ)のばらつきを減らすため。光源はフジのNEW5000インバーターという蛍光灯式のライトボックス。

E-M1の設定はISO200(ベース感度)、ホワイトバランスは太陽光(モノクロなのであまり意味はありませんが)、手ブレ補正はオフ、絞り優先AEで絞りはF7.1にしています。RAWで保存します。

フィルムデジタイズアダプタES-2はフィルムストリップを固定するストリップフィルムホルダー FH-4がひとつしか付属していません。36EXのフィルムで撮影すると、ストリップが6または7つできるため、その数ぶんホルダーにセットして部屋を暗くし6コマ撮影、部屋を明るくしてストリップを外し、次のストリップをセット、という作業が6ないし7回発生します。この作業に最も時間がかかるので、ホルダーを追加で2つ購入しました。連続して18コマ撮影できるため、スピードアップが図れました。準備も含めて30〜40分でひと通りできるようになりました。

E-M5 MarkIIのハイレゾショットをやめた理由は、そこまでの解像度は必要ないから。Nikon Dfでの撮影をやめた理由は、Dfのライブビューでの合焦精度に難があるから。

撮影したデータをLightroomに取り込み、トーンカーブを反転させて白黒に変換します。これはユーザープリセットに登録しているので、全コマを選択してワンクリックです。

その後は個別にトリミングして調整します。トリミングとだいたいの調整はiPadで行い、最終的な調整はPCです。

調整の具体的な内容はまずゴミの消去。そしてトーンカーブと明るさで整え、ハイライトやシャドウ、コントラストなどで微調整しています。

ここ1年以上は、この方法で取り込んでいますが、安定しています。よほどの不満が出ない限り、このままで行くと思います。気になるのはE-M1のダイヤルが滑り始めていること。まあ、古いですからね。駄目になったら、E-M5 Mark IIを使うことになると思います。