2005年10月1日(土)晴

今日は芦屋市立美術博物館あたりをGA645iでちょっと撮影しました。散歩というよりも、ぽつぽつと撮っただけですが、少々暑さは感じたものの天気がよくて気持ちよかったです。

途中でGA645iの視度補正レンズが脱落していることに気付きました。もともと付いていなかったのか、どこかで落としたのかはっきりしない上に、ネジ式ですぐに落ちるようなもんじゃないとも思うのですが、自宅にも移動に使った車の中にもないので、出先で紛失したようです。もったいないなあ。

展示がちょうどエドワード・スタイケンという写真家のポートレイトでした。1900年代前半のものがほとんどで、全てオリジナル・プリントだそうです。私は初期の肖像画のような描写を目指しているものより、後期のいわゆるポートレイトっぽい写真の方に魅力を感じました。ただ、ポートレイト写真自体にあまり興味がないので、感銘を受ける、という感じでもなかったことは確かです。私はやはり街のスナップが好きです。

2005年10月3日(月)曇

冬場は乾燥して喉が痛くなることが多いので、加湿器でも買おうかと思っています。最近はアロマポットとしての機能を付加されたものもあるようで、価格的にも手頃なものが多いですし、面白そうかな。それにしてもどんどんとものが増えていくのは、どうしようもないですね。

寝つきがよくないので、ベッドに入ってから何らかの本を読むんですが、わざわざ買うのも面倒だし、だいいち読みたい本は何かと考えるとちょっと困ってしまうので、手許にあるものを読み返しています。今は文庫版太宰全集のうち随筆を集めたものを読んでいるところですが、読んでから1年も経つと内容を忘れているもんですね。印象に残っているものは「読んだなあ」と思い出しますが、そうでないものは全く覚えていません。

ベッドの中で読むには、やはりエッセイがいいと思います。小説や漫画のようなストーリーがあるものだと、読み終わるまで眠れなくなります。ただ、あまりに面白いとエッセイでも読破してしまうことがあって、油断できません。以前に読んで内容は知ってるんだけど、その上で読んでもわりと面白いエッセイ、というのがベストなんですけど、そういう本って少ないですからね。

2004年10月4日(火)晴のち雨

落札したレンズが届きました。中古カメラ屋さんの店頭で実物を何度か目にしたことがあって、大きいレンズだとは思っていましたが、実際に手にしてみると想像していたよりさらに大きいです。

そのわりには軽いという印象はあるにしても重いことに変わりはなく、手持ちはちょっと厳しいかも知れません。

ヤフーを見ていたら、五新線(LINK:Wikipedia)にミニSLを走らせる、というニュースを発見しました。2002年5月に五条を散歩したとき、作りかけで放置されている高架を発見して、面白い被写体だなあ、と何コマか撮っているんです(LINK)。私は鉄道が特に好きなわけではありませんが、こういうのって好きです。ワクワクします。あるべきところにあるべきものがないという欠落感が、いろいろと想像させてくれる、ということでしょう。

ファンカーゴの後継車種、ラクティスが発売されたようです。ヴィッツをベースに車高を高くしたワゴン、という素性に変化はないものの、若干コンパクトカーよりになったので、名称を変更した意味はあるかな、と思います。

2005年10月5日(水)雨

明日は天王寺に行く用事があるので、雨だと嫌だなあと思っていたら、晴れるみたいです。GA645iに通したフィルムを使い切るつもりなので、ちょうどいいですね。ちなみにNewPRO400というネガカラーフィルムを通していまして、スキャンしたときにどういう感じになるかのチェックも兼ねています。以前、同じシリーズのISO800のフィルムを使ってみたところ、いい感じだったので期待はしています。

今、太宰の『津軽』を読んでいます。戦時中、故郷を含めた青森県のいくつかの町を旅したときに書かれた紀行文ですが、研究上はひとつの作品として扱われています。内容としては太宰の作品(主に最初の著作集である『晩年』に含まれるもの)をいくつか読んだ人にとっては、その作品が引用されてちょっと解説してあるところがあったりして、面白いです。また、作品としてのクライマックスが『思ひ出』の中に出てくる「たけ」という女中さんに再会するところに設定されています。ただまあ、何の予備知識もなしに読んでも、それなりに面白いとは思います。

実は、読むのは3度目です。私は音楽にしても小説にしても、新しいものを探すよりは、気に入ったものを何度も読む(聴く)傾向にあります。

2005年10月6日(木)晴

GA645iに通したフィルムは、無事天王寺で使い切ることができました。ただ、現像の仕上がりが12日というのはどうもね。中5日って。

9日に家族で夕食を食べに行くことになりました。一応、私の誕生日祝いということで。家族の誕生日には毎年どこかに行くことになっていまして、今回は京橋(大阪市都島区)のレストランに行きます。

私にとって京橋は、知っているんだけど、実際どんなところなのかは全然知らない、という妙な位置にある街です。中学高校と環状線を使っていたので名前はよく知っていましたし、友人と三度ほど駅の周辺をうろうろしたことがあります。でも、街がどれくらいの規模であるかとか、自分が行ったことのあるビルや商店街がどういう位置関係にあるかといったことが全然分からないんですよね。

あと一番重要なのが「グランシャトー」という名前からして物寂しげな複合ビル(パチンコ、カラオケ、サウナ、中華料理店などが入っている)のあまりにも強烈なCMじゃないか、と書きながら思うようになりました。曰く「京橋はええとこだっせ、グランシャトーがおまっせ…」(しかも唄はリリアン)。そうか京橋はグランシャトーがある「ええとこ」なのか、という実にどうでもいい、しかしながら視覚と聴覚にとっては決定的ともいえる強烈な情報が、京橋という街の実際を知る前にインプットされてしまったせいで、訳が分からなくなっているんじゃないかなあ。

2005年10月7日(金)晴のち雨

今年の11月でサイトを開設して5年になります。内容的には変わることなく、気になることを書き連ねているだけですけど、あるいはその気楽さがよかったんじゃないかと思います。何かかっちりとしたテーマがあると難しい。IGGWなどはそうで、更新に時間と手間がかかるとついつい放置してしまうことになります。

ツインは軽いです。600kgしかないので、一般的な乗用車の半分、ヴィッツと比較しても2/3以下です。このことは運転していてもよく分かります。何しろ軽い。

ライトウェイト・スポーツという、マツダ(当時はユーノス・ブランドでしたが)のロードスターが再興したカテゴリーがありますが、軽こそそのプラットフォームとして相応しいんじゃないかと思います。昔、オースティン・ヒーレー・スプライトMk-1や、ホンダS600やS800という名車もあって、調べてみると現行の軽の規格にすごく近いサイズです。ダイハツにコペンがあるじゃないか、と言われる方も多いでしょうが、ちょっと重さのわりにパワーが小さい。

高性能なスポーツ・カーは上を見るときりがないわけで、やはり私としては200万円以内で性能のバランスのいい、公道を普通に走って楽しい車があると嬉しいなあ、と思うわけです。ロードスターも妙に大きくなってきてますし。

2005年10月8日(土)雨時々曇

メモに書いたライターです。

ボディの色はたくさんありましたが、銀や黒はありきたりなのでやさしい感じのグリーンにしました。

小さいのでポケットへの収まりは素晴らしくいいものの、握りにくいので着火はちょっとしにくいですね。

最近はサイト用の画像もイクシで撮影しています。アルゴリズムが優秀なのか、ギリギリまで白飛びしないので加工しやすいのが最代の理由です。E950はコントラストを低めに設定しても飛びます。その上で眠い画像になるのでレタッチが大変です。理想としてはディジタル一眼とマクロレンズですけど、そのためだけに買うにしては高価すぎます。

試しにセンシアというフィルムを買ってみました。フジのサイトを見ると「医療・学術用途に適したフイルム」という紹介をされていますが、トレビだと彩度とコントラストが高すぎるときがあるので、標準彩度、軟調のこのフィルムがいいんじゃないかと思いまして。近々、高コントラストに感じるペンFのレンズで使ってみるつもりでいます。

2005年10月9日(日)晴

先日書いた通り、京橋に行ってきました。家族の誰も京橋のことは知らないので、ばっちり道に迷いました。優しい人が迷っている我々を見て、話しかけて戴いたので助かりました。反対の方向に歩いていましたから、予約した時間より15分遅れただけで済んだのは奇跡的です。

夕食後京阪モールをうろうろしていたら、中古カメラ屋さんがあったのでちょっと見てきました。綺麗なものを少しだけ置いてあるという印象のお店でした。ふと見たら43mm径用のレンズキャップがあったので購入。このキャップはヨドバシでしか見たことがないので、嬉しい限りです。しかも2割引き。こういうお店がもっと近く、天王寺あたりにあるといいんですけどね。

ペンF用のアクセサリーを揃えようかと思っています。まずはフードが欲しい。ラバーフードは機能的には問題ないんですが、デザインがどうも。あとはボディキャップも欲しいな。

2005年10月10日(月)雨時々曇

今月の終わりに中古カメラフェアがあるそうです。春と秋にあるんですが、ここ最近は行っていません。お金も欲しいものもないのが最大の理由です。でも今回はペンFのアクセサリーを探しに行こうと思っています。多くのお店が出店しているので、何かひとつはあるでしょう。問題は価格です。元箱つき美品なんかになるとびっくりするくらいの値段がついていることがあるので。まあ2、3000円だといいな、とは思っています。

昨日は結局、写真をひとコマも撮れませんでした。OBPにでも行けばよかったんですけどね。

TVで太宰の伝記を放映していたようですが、見ませんでした。作品に多くみられる退廃的な姿ではなく、実際はそうじゃなくてきちんとした面もあった、という方向性だったみたいで、録画しようかとも思ったんですけど、太宰を演じるのが豊川悦司というのがひっかかって。ちょっと恰好よすぎます。

2005年10月11日(火)雨時々曇

秋の陽はつるべ落とし、とはよく言ったもので、もう6時くらいになると真っ暗になってしまいます。秋は遠景に靄がかかることも少ない上に、光線が優しいので写真を撮るにはベストな季節だと個人的に思っていますが、日の短さだけはどうしようもないですね。5時くらいになると思ったよりずっと遅いシャッターを切らないといけなくなって、それを過ぎるとどんどんと陽が沈んでいきます。ISO100のフィルムを常用している私にとっては、ちょっと厳しい。もちろん、秋の夕暮れもフォトジェニックなので、フィルムを2本持てばいいだけなんですが。

明日、明後日と天気がいいようですが、残念ながらどちらも用事があって散歩にはいけません。用事の前後にちょっと散歩することは不可能ではありませんが、それはあまり楽しくないし、結果もよくないように思います。

明日は朝から病院に行って、昼食後は祖母とツタヤに行くつもりです。そして、ついでに免許更新の手続きもしてこようと。

2004年10月12日(水)晴

10月の始めにGA645iで撮ったネガフィルムの現像が今日仕上がりました。

左はその中からのひとコマですが、ネガは露出と色の補正できる幅が広いので、スキャナする際に設定する必要があります。標準設定で取り込むと、ごく普通の露出計の指示値で撮ったような画像になってしまいます。

堺東の中古カメラ屋さんには、ペンF用のフードはありませんでした。ただ、中古のフィルターがたくさんあったので、必要なものを購入しました。やはりちょっといいレンズにはつけておいた方が安心して使うことができます。一枚400円くらいなら納得して買うことができます。

久しぶりにツタヤに行って、DVDを2本借りてきました。『ペイチェック』と『ブレードランナー』。どちらも以前から気になっていた映画です。後者は有名みたいですが見たことがないんですよね。前者はCMで見て、面白そうだなと感じた記憶だけを頼りに。

2005年10月14日(金)晴のち曇

運転免許証の更新手続きに行ってきました。試験場に行けば即日発行してもらえるそうですが、ちょっと遠いので最寄の警察署に。今日は書類を出すだけで、講習は後日。更新は2回目なので、まあ特に意外に感じることもなく。スピード違反はしたものの、次の免許は5年使えるようです。とすると、今度更新するときは30歳。うーむ。

先日神戸を散歩したときの写真を改めて見直しても、あまりよくない。何とも言えず間の抜けた構図が多いように思います。気候もよくなってきましたし、カメラばかり気にしていないで、写真を撮らないといけないなあ、と痛感しました。

一昨日、ブックオフで新潮文庫から出ている太宰治の『新樹の言葉』を買いました。中期の初めにあたる時期に書かれた作品を集めたものだそうで、女性を主人公にした作品が目立ちます。太宰論的観点じゃなく小説として見ても面白いものが多いです。

太宰の作品全てに目を通そうとは思っていて、既に新潮文庫から出ているもので読んでいこうと考えています。全17冊のうち5冊は持っているし、新潮以外で読んだものを除外すれば8冊ほど買えば済みますから。

2005年10月15日(土)雨

ペンF用のハードケースとOM標準レンズ用の金属製フードを見つけまして、前者が2000円弱、後者が600円と安かったので確保しておきました。

カメラ用のケースにも出来不出来があって、オリンパスのものはだいたいよくできているように思います。私の好みからすると、ボディにつけているストラップが使え、三脚用ネジ穴で固定し、ケースの前部のみ取り外せるタイプがベスト。あと、構えたときにボディとケースに隙間があるのは、違和感があっていけません。

先日ツタヤで借りたDVDを見ました。『ペイチェック』は設定が面白い上に、ストーリーの展開を主人公と一緒に追いかけていく実感があって楽しめました。2時間全く飽きさせないのはちょっとすごいと思います。『ブレードランナー』は設定が複雑で、冒頭で解説が入ります。内容も見ながら考えないと理解できないところもあるので、映画を見て「ああ、面白かった」とすっきり思いたい人には向かないかも知れません。その意味では好対照の2本でした。私はどちらも好きです。

来週の水曜日に返しに行くので、そのときにでもまた面白そうなものを借りようと思います。

2005年10月16日(日)晴

神戸の写真です。右側の木が邪魔かな、とも思ったんですけど、載せることにしました。

いつも使う駅の南側にバス停やよくいくショッピングセンターがあるために、北側はあまり行きません。小学生のときは塾があったのでよく歩いたところなんですが。それが今日の夜、妹を迎えに行ったついでにうろうろしてみたわけです。

いくつかのお店がなくなってはいましたが、新しいマンションができたり、歩道が整備されていることを考えると、全体として綺麗になっているようでした。それとケーキ屋さんの2階に居心地のいい喫茶店を発見したのは嬉しい。ケーキは軽くていい感じですし、何より夜10時まで営業しているのがいい。真夜中近くまで営業している本屋さんやお好み焼き屋さん、居酒屋などがあって、夜は北の方が活気があります。南側は9時をすぎると、バスを待つ人とそこを通って自宅に帰るんだろうと推察される人しかいなくなりますから。

よく知っていると思っているところも、いつも行かないところを通ると、いろいろと発見があって面白いなあ。

2005年10月17日(月)雨

先々週から『コミック・バンチ』に連載中の『エンジェル・ハート』のアニメ版が放送されています。

『シティーハンター』と声優さんは一緒ですが、画が違うようです。はっきり言ってアニメの『シティーハンター』は画がちょっとひどかったのですが、今回はよさそうです。ただ、深夜に放送するせいか開始時間が違うのが困ります。毎週同じ時間に録画する設定にしていたら、時間が変わっていて半分くらいしか入っていませんでした。毎週チェックして予約しないといけません。

ヴィッツとツインを乗り較べてみて、ヴィッツの方がしっかりしていて作りのレヴェルが違うことは前にも書きましたけど、どちらが楽しいかといえば、ツインなんですよね。これが機械の難しいところです。カメラもそうですけど、できのいい機械ほど使っていて楽しい、ということにはならないんです。旧ソ連製カメラはできはよくないけれど、使うとある種の面白みがあるのと同じで。

そんなわけで、最近はツインばかり運転しています。

2005年10月19日(水)晴

ツタヤに行って『ロボコップ』の『プライム・ディレクティヴ』というテレビ版を借りてきました。95分収録のDVDが4本で完結と、短くはないものの、『24』などよりはずっとコンパクトにまとまっています。

私は『ロボコップ』が好きで、映画は3本とTV版もしっかり録画してありますし、どれも2回以上は見ていると思います。小学生の時『機動刑事ジバン』というのが好きで見ていた影響だと思います。その前に、『宇宙刑事ギャバン』というのがあったらしいですけど、これは全然知りません。時代的にはギャバン→ロボコップ→ジバンの順のようです。今ちょっとジバンの画像を検索してみましたが、当時は「カッコよすぎるなあ」と思っていたのにそうでもなかったです。というか、意外なほどに恰好悪い。ファンの人には悪いですが。

他にも借りるつもりでしたが、知らないものばかりで。またネットで面白そうなものを検索してから行こうと思います。

2005年10月20日(木)晴

つい先日、念願のペンF用広角レンズを入手しました。焦点距離は25mmで、135システム換算で35mmに相当します。

もともとペンFのファインダーは暗めなので開放F値が4なのが難ですが、日中の屋外で使うのなら実際的に困ることは少ないでしょう。

同じレンズが3本あって、比較させてもらった結果、純正の前後キャップが付いているこの個体を選びました。一番安いのがいいと思ったんですけど、ヘリコイドが硬いのと、レンズがなんだかすっきりしないのでパス。

携帯を取り出すときに手が滑って落下させてしまい、電源ボタンのクリックがなくなってしまいました。高さ1mくらいのところから落ちて、座卓に当たってしまったんです。ボタンとしての機能は失われていませんが、気分が悪いので明日にでもドコモショップに行こうと思っています。タダで手に入れたのに修理費がかさみそうで怖いですが、すごく気に入っているので致し方ありません。

2005年10月21日(金)晴のち曇

『ロボコップ』と一緒にアントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した曲のコンピレーションものも借りてきました。彼はボサ・ノヴァを作った人のひとりで、『イパネマの娘』や『コルコヴァード』などの有名な曲をいくつも作曲していますし、自身がもともとギタリストで自分のアルバムはもちろん、いろいろなアルバムに参加もしています。

借りてきたアルバムの内容に文句はありませんが、収録されている曲がどのアルバムから取られたものなのか明記されていないので困ります。いいプレイがあったら、それが収録されているアルバムを借りようと思っていただけに、すごく残念です。マニアは、そんなのは書いていなくても分かる、ということになるんでしょうが、私はそこまで知らないので。

『ロボコップ』は1本だけ見ました。まだ話のさわり部分で、いくつかの事態が進行していることが示されたのみですが、これから面白くなりそうだという期待は持てました。

2005年10月22日(土)雨のち曇

3ヶ月ぶりに散髪してきました。前回に続き1000円のところで。今まで行っていたところと併用すればいいんじゃないか、と書きましたが、私にはどうも無理みたいです。そんなに凝った髪型をしていないのに、4倍の値段を払うのはちょっと。

散髪のあとタワーレコードに入ったら、ファッツ・ウォラーのCDが620円だったので購入しました。調べてみたら1935-46年の録音を集めた編集ものだそうです。私はおもに1950年代後半のジャズを聴くので、20年も前のスタイルですから、古臭さは感じました。ただ、何でもそうですが、古いからよくない、新しいからいいなんてことは断じてないわけで(だいいち私が聴く時代のものだって充分すぎるほど古い)、じっくり聴いてみるつもりです。それにしても620円って、正規の値段なのかな。

もうすぐ中古カメラフェアです。欲しいものはペンF用フード。先日、ある中古カメラ屋さんで訊いたら「単体で出てくることはほとんどない」と言われて、ちょっと気弱になっています。以前八百富にふたつみっつ同時にあるのを見たことがあるので、そうレアなもんじゃないと思っていたのにな。ヤフオクでも高値ですし、あのとき買えばよかったなあ。

2005年10月23日(日)雨のち曇

半月くらい前には暑くて半袖を着ていたのに、昨日今日と長袖を着た上に何かを羽織らないと寒いくらいです。私は寒い方が好き、というよりも、大阪における暑さより寒さの方が過ごしやすいと思っているので、いい季節になりました。

昨日、散髪してもらった人の手つきがぎこちない感じで不安でしたが、わりとちゃんとおさまる髪型になっているようで安心しました。私の髪の毛は変な癖があって、短くすると左側の後ろが跳ねてしまってどうしようもなくなるんですけど、今回はそれがありません。最後にその部分を重点的にすいてくれたので、それが効いているのかな。

手持ちの太宰の本を読了したので、買いに行くつもりです。それにしても小さな本屋さんだと、新潮文庫の中でも『晩年』『斜陽』『人間失格』といった有名なものしか置いていないので、揃えようと思ったら、大きな書店に行く必要があります。

2005年10月25日(火)晴

『ロボコップ』を見終えました。ちょっと長すぎますね。漫然と続く銃撃シーンが多くて、6時間もいらないと思います。テンポをあげて3時間程度にコンパクトにまとめれば、もうちょっとマトモになったんじゃないかと思います。それにプロットはいいのに、細部にいろいろと問題があってストーリーに入り込むことができません。もうちょっとリアリティ(これは作品中でのリアリティという意味です)を追求した方がいいと思います。

明日から中古カメラフェアです。初日に行ったことがないので、ちょっと楽しみです。カメラ雑誌で東京での中古カメラ市のレポートを見るとすごく混雑しているようですが、どうなんでしょうね。平日ですからね。私が行ったときは、混雑していると言っても、通路はガラガラで、こんでいるショップのブースの前に10人ずつくらいという感じでしたし。

久しぶりに母の運転練習に付き合いました。車庫入れはまだまだですが、道路を走る分には随分とスムーズになったと思います。毎日練習するに越したことはないんでしょうが、若干間があいても、勘が鈍らない程度ならば上達はしていくみたいです。

2005年10月26日(水)晴のち曇

午後から中古カメラフェアに行ってきました。人はまばら。ペンF系のアクセサリはほとんど展示されておらず、フードに至ってはひとつもありませんでした。それに全体的に価格が高め。ペンDシリーズやステレオ・カメラなど面白そうなカメラはいくつかありましたが、ちょっと試しに買えるような金額ではなかったので何も買わずに退散しました。

そのついでに、久しぶりに梅田のソフマップへ寄ったら場所が少し変わっていて、売り場面積も縮小されていました。中古のデジカメの品揃えがいいので、たまに行っていたんですけど、より近い天王寺のショップと同程度になってしまっていたので、これから行くことはないでしょう。

オリンパスがE-500というディジタル一眼を出すようです。E-300とは違い、一般的な一眼レフのスタイルです。前から書いているようにCCDが小さいんだから、もっとコンパクトさがぱっと見て分かるような、OM-1の再来みたいな画期的なヤツを出さないと、キヤノン、ニコンに対抗するにはしんどいんじゃないかと思います。

2005年10月27日(木)晴

フォトレタッチ・ソフトでサイト用の画像を作成する際、カメラやレンズなどの被写体を選択して背景を削除する、という操作をよく行います。その際、一発では決まらないことがよくあります。私は失敗したらまた初めからやりなおしていたんですが、選択範囲の追加、という機能があるんですね。選択範囲を設定したのちにシフトを押しながら足りない範囲を選択すると合成した範囲を選べるわけです。逆にシフトとコントロールで選択範囲を小さくすることもできます。便利だなあ。これで作業がずいぶんと楽になります。

これを知らなかったことで、今までどれほどの時間を浪費してきたことか。説明書を読まず我流でやるからこんなことになるんですね。

ヤフオクでPCを見ていたところ、デスクトップPCの本体のみだと、そこそこ使えるというか、わざわざ買うだけの意味があると感じるスペックのものは3万円ぐらいのようです。一番安い新品が5万円ですから、ちょっと微妙ですね。カメラなんかだと市価よりずっと安いので期待していたんですが、ダメのようです。

2005年10月28日(金)晴

昨日のPCの話の続きですが、今度買うならeMachines(LINK)がいいなあ、と思っています。それでサイトを見たら一番上の右側に「国を選びなさい」とあるのでびっくりしました。命令ですか。先日もカナダ旅行のお土産のチョコレートの中に英語と日本語で書かれた説明書があったんですけど、ちょっと妙なんですね。ちゃんとした日本語を読み書きできる人を雇えばいいのに、と思います。しかし、ふと考えると曖昧な英語しか知らない日本人が英語タイトルのサイトなんかを作っていることがあります(私もそのひとりです)が、あれも実は妙なことになっているのかも知れません。

閑話休題。PCの話ですが、そろそろ本格的にスペックに不満を感じるようになってきたので、J3024という5万9800円のモデルを手に入れようかと考えています。メモリが512MBなので画像処理をするには若干不満ですが、それ以外はチップセットも含めて充分なスペックです。気になるのは新しいOSで、来年には発売されるようです。ただ、大抵の場合、新しいOSは不安定ですし、異様にスペックを喰うので、XPの末期に買うのもありかな、と思うんですが。

2005年10月29日(土)雨のち曇

やっと太宰の本を手に入れました。『津軽通信』と『新ハムレット』を購入。他も見たんですが、読んだことのあるタイトルが散見されたのでパス。一度読んだ小説のタイトルをリストにしておこうと思います。そうしないと、いらないものまで買ってしまう危険性が高い。

古本屋さんで太宰の本を見ると、字がすごく小さい。新しいものほど字が大きくなっているようです。私はもともと目が悪い上に、PCなどで目を酷使しているので、できるだけ目にいいようなことをしようと思っています。その意味では文字の大きな本はありがたい。老人みたいですけど、今はまだ若いから不都合は感じないものの、こういうのは歳をとると一気にどっと来るんじゃないかと危惧しているわけです。趣味が写真ですから、目はできるだけ大事にしておかないと。

明日はちょっと散歩したいな。涼しいらしいですし、天気も悪くない。

2005年10月30日(日)晴時々曇

50mmレンズを前にして、それが一眼レフ用かレンジファインダー用かで、私にとっての明るさの基準が変わってしまうのが面白いところです。たとえばF2だと一眼レフ用では暗いと感じるのに、レンジファインダー用だとまあまあ明るいなあ、と思う、ということです。当たり前といえばそうなんですけど、基準を自在に使い分けているんだなあ、と。これはレンズだけじゃなくて何でもそうだと思います。PCのLCDにしてもデスクトップで17インチというのは普通ですけど、ラップトップだと大きめだ、とか。それにその基準はたぶん人によって微妙に違いますからね。こういうのを意識して考えてみると面白いです。

太宰の本が読みやすくなってきたと思います。読み始めたころは何だか読みにくいなあ、と思いながらでしたが、最近は慣れてきたんでしょうね。この慣れというのも面白いもので、それは飽きに繋がっていく厄介な性質を持っています。カメラもそうで、扱いに慣れてくると飽きてきたりして。飽きても使い続けられる人はうらやましい。皮肉とかじゃなくて。

コレクターと言われる人は、総じて飽きっぽいんじゃないか、という気もします。もちろん、その他にもいろいろな要素があるとは思いますけど、ひとつには、ということです。

2005年10月31日(月)晴時々曇

バス停の時刻表が変わっていたのでPCで作り直しました。よく使う便をリストにしておくと便利なので。ちょっと変わるだけのところもあり、大きく減るところもありですが、うちみたいな田舎は基本的に便が減る傾向にあります。今は堺市に合併されましたが、旧町域を発着するバスの全てが赤字だそうで、バス会社としてはやめたいみたいです。朝などは満員で座れないばかりか、下手をすると最後の方のバス停では乗れない人が出ることもあるのに、昼間はガラガラですからね。

アクセス解析を見るとここ数日「いるかホテル」より「フィルムを通せば」の方を訪れている人の方が多いようです。今までは「いるか-」が10とすれば、「フィルム-」は7か6、IGGWが2という感じの割合だったので、ちょっと気になります。今日などは「いるか-」のアクセス数が最下位と、まあ今までになかった事態です。原因を考えてみたんですが、思い至るところもなく。最近更新したわけでもないしなあ。