2004年8月1日(日)曇

毎年恒例、PLの花火大会の写真です。昨年は妹が携帯で撮った写真でしたが、今年は自宅のヴェランダからイクシで撮ったもの。撮影データはF4.7、2秒(ISO50相当)。

近くまで見に行こうかとも思ったんですが、三脚をかかえてすごい人ごみの中をうろうろする気力がなかったのでパス。

詳しいサイトによると、この大会は花火が打ち上がるところが見えるだけでは価値がなくて、BGMやら解説やらが聞こえる席で、最初から最後まで通して見て初めて「PLの花火を見た」と言える代物だそうです。そういう意味において私は一度もちゃんと見たことがありません。誰か招待でもしてくれないかな。

写真に写っている白っぽいものは煙です。すごい数の花火が打ち上がるので、爆発のときに発生する煙もバカにならず、そのせいで花火自体が見えなくなるほどです。

今日はちょうど満月で、うちから見ると花火と月とが並んで見えて、すごく風流でした。イクシがちょうどバッテリ切れで撮れなかったのが残念です。

2004年8月2日(月)晴

ある作品について研究をし、それを論文にしたのは一度きりですが、わりと好きですし、楽しいことです。でも、論文で作品の全てを説明できるか、というと、それはたぶん無理だと思います。これは経験とかスキルとかの問題ではなくて、論文という性質上、不可能だという意味です。もちろん、ある程度の論理的な整合性はありますから全くの間違いではないと思います。ただ、それは「そういう面もある」というくらいが精々でしょう。

今日、昼過ぎから「ダンス・ダンス・ダンス」を読んでいて、今までもやもやしていたものが少し私の中でカタチになったような気がしました。これを文章にすることはできますが、言語化した時点で表現されないものが生じるのもまた事実です。そしてまた、論理というのはいくらでも捏造することができます。そうではなくて、漠然と感じる作品の核みたいなものが言語以前で認識している今の状態を得ることが、一番重要なんじゃないかと思います。

話は変わりますが、ブラッディー・メアリーというカクテルは自分で作ると全然おいしくないんですよね。トマトが生っぽくなりすぎて。レシピを工夫してみようと思っています。塩じゃなくウスターソースを入れるべきなのかなあ。

2004年8月3日(火)晴のち雨

今日は朝から病院に行って一度帰宅し、午後からさる友人と天王寺で会いました。久しぶりに大学に以外に出かけた気がしました。

左の写真は、今日購入したZippoです。1941年に作られたもののレプリカで、一番プレーンな仕上げのものです。

実はNo.230という角ばったデザインのものを買うつもりで行ったんですが、実際にみっつほど触らせてもらったところ、手に持ったときに角の丸い1941が一番しっくりきたのでこれを買うことにしました。上の写真だけでは分かりにくいので違うものも載せておきます(LINK)

明日は朝からゼミです。今(深夜0時)に至るまで何もしていません。これからお風呂に入って、レジュメを作って、プリント・アウトして。眠りにつくのは3時くらいになりそうです。今日も4時間くらいしか寝てないのに。もちろん、私が悪いんですけどね。

2004年8月4日(水)晴のち曇

今日のゼミは実りが多くて、芥川の「地獄変」に対する私の論は基本的に出来上がりました。ひとりで考えてレジュメを作っているときには混乱してよく分からなかったものが、3人で議論していたら「ああ、そうか。そういうことだったのか」と、この作品の落ち着くところがぱっと見えてきました。作品を論じていて、こう思える瞬間が一番楽しく嬉しいですね。

最近はほとんどビールを飲みません。嫌いではありませんが、どうせ飲むなら、とカクテルや焼酎の方を選んでしまって、飲み会でもビールは頼まないし、家でも飲まないようになってきました。ちなみに私の好きな銘柄はクラシック・ラガーとヱビスの黒。発泡酒もまずくないと思いますが、私はアルコールなしでは生きられないというわけじゃなくて、おいしいお酒を飲むのが好きなので、わざわざ飲む気はしません。飲む機会を減らしても、おいしいと思う方を選びたい。

明日は久しぶりに梅田に行こうかな、と思っています。特に用事はありませんが、たまには行ってもいいかな、と。

2004年8月6日(金)晴時々曇

昨日の夜はまたADSLの調子が悪くてネットに接続できない状態でした。調子のいいときでも、急に繋がらなくなって、5分くらいで復旧することがよくあります。要するにまだまだ不安定な状態は続いてる、ということのようです。実際的な害はないんですが、こういうのってすごく気分が悪い。調べたいことや見たいサイトがあるときに繋がらないと嫌なものです。

とは言うものの、光に乗り換えるのは躊躇してしまいます。初期投資が、工事費がゼロとしても2万円くらい必要ですし、月々の使用料が6000円くらいします。高速であることは確かのようですが、私はそこまで速さを必要としていないので、毎月、現在の1.5倍の金額を支払うことを考えると、光もなあ、というのが正直なところなんですよね。

多くの人が言っていることなんですけど、「~になります」という表現はどう考えても不自然だと思います。ヤフオクの商品説明においても、例えば「ニコンの28mmレンズになります」と書いてあったり、ファミレスなどでは当然のように「チョコレートパフェになります」と言ったりします。言葉は変化するものなので仕方ないんですけど、そういうことが丁寧であるかのように言われると困ってしまいます。「ニコンの28mmレンズです」「チョコレートパフェをお持ち致しました」でいいじゃないか、と思うわけです。こういうことを書くのは老いてきたからかなあ。

2004年8月7日(土)晴

今年は虹をよく見ます。前回に見て写真を撮ったのが6月21日で、その前にも確か一度見たように記憶しています。私などは虹を見ると得をしたような気になって、ついつい写真を撮ってしまうわけです。

そういえば小学生のころ、外にある水道の蛇口を指で押さえて霧状に水を出すと、虹が見えることがありました。

こう暑いと散歩する気にもなれません。日中の最高気温が35度くらいになると、外にいるだけで苦痛になります。32度くらいで風があれば、それなりにではありますが快適に過ごせるんですけどね。まあ、今年は猛暑らしいですから、そういうもんだと諦めるしかないでしょう。

先日ふと「ダンス・ダンス・ダンス」を読んでから、書かれた順を逆に読んでみようと思い立ち、「羊をめぐる冒険」を読破し、今は「1973年のピンボール」を読んでいるところです。もう話の筋はほとんど覚えているんですけど、面白いです。何でかなあ。ゼミの先生に「村上春樹の面白さを教えてください」と言われて、答えに窮した記憶がありますが、これは大変に難しい問題です。

2004年8月8日(日)晴

一昨日の日記の続きで言葉遣いについて。

文章を書いていると表現、あるいは言葉の選び方について敏感にならざるをえないと思います。私は駄文を中学2年生のころから書き続けていますから、私にとっての自然な言葉遣いがきっちりと形成されているわけです。それはもちろん、何度も書いているように他の文章からの影響も大いにあります。これが昇華して私固有の文体になれば理想的なんですけど、そこまではまだまだ。

閑話休題。言葉遣いの話です。そうなると、言葉とは変化するものであって、「正しい」表現、用法なんてないんだ、と理性では分かってはいても、それ以前のもっと本能的なところでひっかかる、気持ちの悪い言葉遣いというのが存在します。それが「~になります」であり、そしてまた「ら」抜き言葉であり、「全然」のあとに肯定形がくる用法であるわけです。

言葉とは、発する人の美意識を体現するところがあります。そういう意味では言葉遣いに自己規定があることは当然でしょう。その自己規定がどんなものかは人それぞれであって、私がとやかく言う筋合いはない、ということになります。少なくとも私はその言葉遣いをしない、というだけの話です。

2004年8月9日(月)晴

先日購入したZippoのライターをじっくりと観察してみたところ、細部の仕上げは思ったより雑です。ケースはプレスが中途半端なのか曲線に若干のゆがみがありますし、インサイド・ケースはキズだらけです。そうして考えると税別3800円という価格にはいささか割高感を感じざるをえません。

しかし、実用品として考えると必要にして充分であることも確かです。そして、価格に関しても永久保証(壊れても送付すれば無料で何度でも修理してくれる)があることを考え、長く使用することを前提とすれば、まあ納得できる範囲ではあります。このあたりにZippoの思想が見え隠れしますね。

私は確固たる思想のものに作られたモノが好きです。逆に言うと思想もなく作られているモノが嫌いです。先日百均に行ったらZippoに似たライターがありましたけど、そういうのは買う気がしないわけです。いくら安くても。10円でも買わない。

喫煙具には私を惹きつけるものが多いんですよね。喫煙自体が生活に必需の行為ではないのが大きな理由だと思いますが、何かいいなあ。

2004年8月10日(火)晴

父が今日、職場の人から「百年の孤独」という焼酎をもらってきました。聞くところによるとプレミアがついて、定価の数倍で取引されているらしいです。何にでも「プレミア付き」のものってあるんですね。

説明にストレートかロックか、1:1の水割りで飲むといい、と書いてあったので、ひと通りためしてみました。アルコール度数が40度なので、お酒に弱い私にとってストレートはきつすぎます。ゴホゴホとむせてしまいました。ロックはちびちび飲むにはいいと思いますが、いささかきつい。水割りは何の抵抗もなくすっと喉元を通り過ぎるほどに飲みやすく、おいしく感じました。

麦焼酎ですが、香りだけかぐとウィスキーみたいです。飲んでも焼酎というよりはウィスキーに近いまろやかさがあって、最後に麦特有の香りがふっと鼻を通り抜ける感じです。私は基本的に芋が好きなんですけど、これはすごくおいしいです。

大切に飲もうと思います。

2004年8月11日(水)晴

ひどく暑い一日でした。少し前は多少涼しい日もあったと思うんですけど、今はもう夏真っ盛り、という感じですね。「暦の上では立秋」と言いますけど、それは旧暦なんだよ、というのは以前にも書きましたね。暑い暑いと言って、エアコンのかかった部屋にばかりいると体調が悪いんですよね、これが。それはすなわち現在の私の状況なんですけど。久しぶりに写真でも撮りに行こうかな。

ブラッディー・メアリーはもともと食塩が入っているトマトジュースを使い、ちょっと氷を多めに入れたところ、すごく飲みやすいのもができました。トマトの生っぽい味がしておいしくない、と以前に書きましたけど、何のことはない、入れる塩の量が少なかっただけのようです。

今日はゼミでして、今回もわりと進展がありました。今の自分の考えを発表する、というのはすごく大切です。先生にその考え方の不備を突っ込まれることによって、新しい発見もありますし、考え方が強化されたりもします。

なんだかんだと言いながら、文学研究に合っているみたいです。

2004年8月12日(木)晴

近所の公園です。一日中エアコンが効いた部屋の中にいるのも不健康なので、夕方の1時間ほど近所をうろうろしました。さすがに暑いだけあって、ほとんど外を歩いている人を見ませんでした。

この公園は私が生まれたときからあります。写真の右にある遊具は新しいものに変わりました、それと同時にタイヤでできたブランコがなくなりました。私としてはブランコのない公園なんて、という気がしますが、今の子供たちはどう思っているんでしょうか。

右奥の木々の向こうには広場があって、走り回ったりサッカーボールを蹴ったりしたものです。あと、ラジコン。程よく荒れた路面なので楽しいんですよね。大人になったらもっといいラジコンを買おうと心に決めていましたが、今はそんなもの全然欲しくない。うまくいかないものです。今ではカメラにお金をかけたりして。今ももっとお金が自由に使えるようになったら、いいカメラを買おうと思ったりもしますが、あるいはそのときになればまた違うものに興味があるのかも知れません。

2004年8月13日(金)晴

メモに書いたように携帯灰皿を買いました。それが左の写真です。ネット上で見ているとわりと大きく感じましたが、実物は手の中にすっぽり収まるくらいのコンパクトさで、そして意外に重い。まあ、緊急用としては充分でしょう。

昼から天王寺に行ってきました。灰皿を買うのが目的で、あとは何か面白そうなものがあれば、と思いまして。ロフトやフランフランといった雑貨屋さんに行くと、欲しいものがいっぱいあって困ります。なくても全然困らないんだけど、お金に余裕があったりしたら買ってしまうだろうな、というものが。今月は余裕があんまりないんで買わずにすみましたけど、それはそれで寂しい。

最近、徐々に曜日の感覚がなくなってきました。今日なんて何か土曜日みたいな気がして。惚けている証拠でもあるので、お恥ずかしい限りです。

2004年8月14日(土)晴

今日は昼前から友人の下宿へお邪魔して、ご飯をご馳走になったり、喋ったり、テレビ(ヴァラエティー番組の再放送とか、柔道)を見たり、ちょっとお酒を飲んだりして過ごしました。

上の写真は、その下宿の近くで撮ったものです。建物と木と手前の田んぼがすごくバランスがよかったもので。若干アンダーになって色が濁ってしまったのは失敗でした。やはり、露出補正しておくべきでした。

今日はあまりお酒好きの人がいませんでしたし、私も早く帰るつもりでしたから、カルーア・ミルクを一杯だけ。あれって毎日飲む気はしないですが、たまに飲むとすごく美味しく感じますね。

明日は天気がよくないみたいなので、また街に出かけようかな、と思っています。写真を撮るには、ちょっと気候が厳しすぎますから、ちょっとお休みしようと思っているんです。

2004年8月16日(月)晴

ゼミは毎週水曜日なので、今日くらいから準備を始めて何度か考え直して行くといいんだろうな、とは思うものの、結局レジュメを作り始めるのは、火曜日の深夜、正確には水曜日に入ってから、という始末です。しかも、起床が7時なのに4時くらいまでかけて。

今回は少なくとも火曜日の夕方くらいから始めよう、と思っていたら、今日の午後11時頃に、今週のゼミは中止します、という連絡が来ました。そういうもんですね。

煙草を吸うといっても煙が出てニコチンが入っていればいい、というものではないので(ビールは泡が出てアルコールが入っていればいい、という気がしないでもないですが)、何か選ばないといけません。どれだけの銘柄があるのかは知りませんが、タバコケース同盟(LINK)のバナーリストを見ると、ソフトパックとボックスを区別しないとしても150くらいはあるんじゃないでしょうか。

どう考えても全てを試すのは無理なので、友人にお勧めの銘柄を聞いたりした結果、一番おいしかったNatural American Spiritのライトに落ち着いています。320円とちょっと高いですが、そんなに吸わないですからね。

2004年8月17日(火)曇後雨

「いっぷく好きに66の質問」という喫煙者向けの質問を発見したので、ちょっと検索していろいろな人が回答しているのを読んでみました。この質問はすでに配布していたサイトがなくなっていますが、この手の質問としてはすごく面白い内容だと思います。

ゼミがないと、何か一週間が無為に流れるなあ。といって、ゼミがないのにレジュメを作ったり、いろいろと考えを巡らせるほどに真面目でもないのが困ったところでもありますね。

現在開催中のアテネ五輪はわりと見ています。オリンピックなんてバカみたいだ、と思っていた時期もありました(というか開催前までそう思ってた)が、見るとわりと面白い。ただ、水泳とかはあんまり好きじゃないですね。柔道と体操はわりと面白かったです。スピード勝負の競技は単調なので、素人には面白くないのかも知れません。柔道は見ていると、選手の動きでだいたいどっちが勝ちそうかも分かるし、一本が決まるのを見るとすごく気持ちいい。左手を怪我したロシアの選手(たぶん男子81kg級)が3位決定戦で痛みをおして闘い、しかも勝った試合はすごく感動的でした。単純ですけど、私も頑張らないといけないな、と思いました。最近、自分に必要なのは闘志というかパワフルさだと思うんです。つくづく。

2004年8月18日(水)

ついついオリンピック中継を見てしまいます。それを見たあとに日記を更新するので、現在の生活サイクルは6時間の時差があるというアテネにぴったりになってしまっているような気がします。

ここ最近写真を撮る気がしません。出かけるときにはデジカメを持っていくんですが、全く撮らないか、撮るとしても「カメラを持ってるんだし撮っとくか」という思うから。これではいけないと思いつつ、といって仕事じゃないんだから義務的に撮っても面白い写真ができるはずもないし、と半ば諦めてはいます。

理由は簡単で、ダラダラした生活をしているからです。単純というのは複雑というのか、生活のリズムを整えるというのは大切なことで、これがきちんとしていると、体調もいいし精神的にも充実するのか文章も書けるし、写真もコンスタントに撮ることができるようになります。でもリズムが崩れると一発で、全てが崩れ去る。何とかしてリズムを取り戻そうとは思っているんですが、これが意外と難しい。

2004年8月20日(金)曇のち晴

今日は午後から難波~心斎橋に行ってきました。ひとりで行くのは写真も好きなときに撮れるし、何かと気楽なので好きですが、間が持たないのが問題です。見たいものを見たらそれでおしまい。

夏休み中だからか、比較的過ごしやすい日だったからなのか、どこもすごく混雑していました。まあ、難波や心斎橋はガラガラに空いていることなんてありませんけど、それを越えると歩きにくく、そこにいるだけで苦痛になるラインがありますね。今日は確実にそれを越えていました。繁華街をうろうろするには高校生以下がいなくなる9月の平日がいいみたいです。

ちなみに今日は灰皿を見に行ってきました。5店舗くらい見たんですけど、買ってもいいと思えるものがなかったので買わずに帰ってきました。比較的コンパクト(そんなに吸わないから)で、煙草を置くスペースがあって(くわえ煙草では作業しにくいから)、多少の風が当たっても灰が飛ばない(扇風機をかけるから)ものを探したんですが、ないんですよね。

2004年8月21日(土)晴

背景の色が微妙なグレイで恐縮ですが、先日買った缶コーヒーに付いてきたスーパーカブのフィギュアです。全長45mmくらいですが、彩色も綺麗で細かいパーツも再現されているので、拡大するとどんな感じになるのかと、撮ってみました。

私は食玩を集める趣味がないんですが、ガンダムの面白そうなヤツがあるとたまに買います。このカブは1958年発売のC100というモデルだそうですが、詳しいことは分かりません。バイクに関しては全然知らないんです。車との関連でエンジン関係なら多少は分かりますが、それ以外はさっぱり。でも、興味はあります。

「華氏911」について、これこそが真実だ、という論調で扱う番組がありますけど、本当にメディアってバカだと思います。私は見ていませんが、ドキュメンタリー映画という性質上、意図を持って編集しているわけで、それが真実に則するように、という意図であったとしても、そこに何かが介在している以上、それは「ひとつの見方」でしかない。報道も同じく。ただ少なくともブッシュよりアル・ゴアの方がよかったと思うな。

2004年8月22日(日)曇時々雨

携帯をSO505iS(左画像)に替えました。新規なら機械は無料だったので、今までの契約を解約し新たに契約しなおしたわけです。

新しいアドレスと電話番号を知らせる手間はありますけど、そんなの1時間もかからないですからね、私の場合。

事務手数料やら1年割引の違約金なんかで4200円はかかりましたが、新規だと1万円くらいはするので、まあ安かった、と言えます。初めてのカメラ付き携帯で、カメラとしての操作性もそこそこなのでメモ用として活躍してもらいたいところです。ここに載せるような写真は撮れそうにありませんが。

NECからソニー・エリクソンに変えたことで操作性とキーの配置の違いに若干の違和感はありますが、こういうのは全く慣れの問題なので、使い込むことに勝る対策はありません。ただ、スケジュール機能の使い勝手は、私にとってNECの方がよさそうな気はします。携帯を目覚ましに使っているのに困ります。

2004年8月23日(月)雨

SO505iSにはメモリースティック・デュオ用のスロットが装備されていまして、電話帳や撮影した画像を保存することができます。

待ち受け画面用の画像をMSから取り込めば、パケット代をかけずに済むじゃないか、と試してみましたが無理でした。なんて仕様だ。

メモに書いたように、壁紙を作ろうと思っています。240×320ピクセルなのでわりと凝ったデザインのものでも細部がつぶれるようなことはないでしょう。一番楽なのはCDジャケットです。すでにスキャンしてありますから、リサイズすればおしまい。とはいえ、他人のデザインですから、面白くないなあ。

それからストラップを買おうと思っています。バッグの携帯ポケットから引っ張り出すのに、ストラップがあるのとないのとでは全然違うので。純正で恰好いいのを付けてくれたらいいのにな。

2004年8月25日(水)晴時々曇

ここ2ヶ月くらいフィルムでマトモに写真を撮っていません。7月の半ばまではデジカメでは頻繁に撮っていましたが、それも今はほとんどなくなってしまい、全体的に写真に対するモチベーションが低下し続けているような恰好になっています。

先週の水曜日に生活のリズムを取り戻したい、と書いたんですけど、あるいは写真における新しいアプローチの仕方が必要なんじゃないか、という気がしています。撮影のスタイルが確立するのは悪いことではないんですが、そのスタイルゆえに写真を撮ることが作業みたいになってしまうという傾向があることも確かです。それに私は決まったスタイルを変えることがすごく苦手なので、そういう意味で悪い方向に作用しているんじゃないか、という気がするわけです。

写真を撮る気がしないから仕方ない、というのではなくて、何でもいいからいろいろと写真を撮ってみる。できれば今まで撮らなかったような被写体や画角を狙ってみる、というのがいいのかも知れませんね。

2004年8月26日(木)晴時々曇

「眼の狩人」(ちくま文庫 大竹昭子著)という写真家14人のインタヴューをもとにした写真と写真家に関するノンフィクションを読んでいます。日曜日にビックカメラの向かいの古書店で購入した本ですが、昨日まで買ったことを忘れていたのです。

私はあまりノンフィクションが好きではないんですが、写真の特性についての考察ではわりと考えさせられるところがありました。引用するとすれば「蓄積はマイナスに作用し、対象の見方を固定させる危険を孕んでいる。」(P52)という箇所が一番いいと思います。どこをどう撮ればどういう写真ができるか、というのが分かってくると写真が面白くなくなる。実際に撮らなくてもどう撮れるかがほとんど分かっているのなら、わざわざ写真を撮る意味があるのか。これは現在の私にとってはすごくタイミングのいい本だったと思います。なるほどそうか。

明日はちょっとでかける用事があるので、携帯用ストラップを見てこようと思っています。首からかけると便利そうだな、と思うんですが、写真を撮るときはカメラを首から提げるのですごく邪魔だし、どうしようかな、と考えているところです。

2004年8月27日(金)曇

以前にも書きましたが、ハーフのポジ・フィルムをスキャンしても原版のよさが全然出ないんです。

そのせいでハーフで撮ることを躊躇していましたが、PC用の画像はデジカメに任せればいいですから。

これからは気軽にハーフでバチバチ撮ろうと思っています。

町並みを被写体にしていると、ついつい説明的な写真を多く撮ってしまいます。そういう写真を構図を考えて撮るのは、はっきり言って、無駄ではないかと思います。現像されたのを見ても、悪くはないけど特にいいとも思えない写真になっていることがほとんどです。こういうのって全くのフィルムの無駄遣いですよね。

私が撮りたいのは、美しい風景でもないし、何かがあるわけでもないんだけど、ハッとするような写真です。これは多くの人がハッとしてくれる、という意味ではなくて、もっと個人的な感覚を指します。ちょっとずつ写真を撮りたくなってきました。

2004年8月28日(土)晴時々曇

今日は久しぶりにデジカメを持って出かけました。行き先は苦楽園。こじんまりとしたいい街です。左の写真はそこで撮った新しいビル。

今日は風の強い一日でした。そのおかげで涼しかったですし、空もすっきりと晴れ渡っていたんだと思いますが、台風は困ります。月曜日は用事があるんです。

その苦楽園によさそうな雑貨屋さんがあったので、携帯用ストラップと灰皿を探しました。魅かれるものはありましたが購入には至りませんでした。ストラップに関してはシトロエン2CVのフィギュアが付いていてロゴが入っているものを見つけました。2CVは好きだしいいかな、と思ったものの、ロゴがあまりに派手なのとわりと高かったのでやめました。灰皿はゴロワーズのロゴ入りのもの(デッドストックらしい)に魅かれましたが、これは純粋に価格の問題でパス。ゴロワーズに対して思い入れのない私にとって6000円はちょっと高いです。

今日はあまり写真は撮りませんでしたが、写真の愉しみは感じられました。この台風が行ったら、ペンSにフィルムを通すつもりです。試しにコダクローム64プロ(PKR)を。

2004年8月29日(日)曇

今日の朝焼けです。どんどんと日の出が遅く、日の入りが早くなっていきますね。ちょっと前までは4時くらいに朝焼けが見られたのに、最近は5時くらいです。

明日は友人の家に午後から集まります。平日で終バスが遅いのでわりとゆっくりと飲めると思います。最悪の場合は難波から出ている深夜バスで帰ればいいので、その場合11時くらいまではいられます。ただまあ、その時間帯になると友人の迷惑になると思いますから、終バスで帰ることにはなるでしょうね。

気になるのは台風の進路です。ちょうど帰宅の途につこうとするころに一番接近しそうな予報なんですよね。駅まで結構距離がありますから、本格的な風雨の中を歩くことになるとずぶ濡れで電車に乗るはめになると思います。さっさと抜けてくれたらいいのにな。

2004年8月30日(月)曇のち台風

宇治川にかかる朝霧橋です。昨年の10月に散歩したときに撮ったものです。7月にも散歩して、そのときOM-1に通したフィルムを使い切れないまま現像に出しました。

そのフィルムを明日撮りに行きます。何を撮ったか全然覚えていないので、どんな写真があるのかすごく楽しみです。そのときもメインがデジカメで、フィルムはとっておきのシーンをおさえるために持っていただけで、結局12コマしか撮りませんでした。そのフィルムを1ヵ月使わずに放置してあったのですが、さすがに現像しないといけないな、と思って先週の金曜日にキタムラに持って行ったわけです。

今調べたら、フィルム・カメラだけを持って散歩したのは5月24日が最後なんですよね。3ヶ月もカメラを使ってないなんて、あまりにもひどすぎます。いくらなんでも。

2004年8月31日(火)台風一過

昨日はあまりに眠かったので、早めに大学に行って研究室でレジュメを作ろうと思って、携帯電話のアラームをセットして寝たら、ばっちり寝坊しました。

携帯のマナーモードを解除しわすれたのが原因です。気付いたらゼミには間に合うけど、レジュメは作れない、という時間でした。遅れてもレジュメを作って行けばいいとは言うものの、眠気の前にそういう理性的な思考が勝てるはずもなく、結局休んでしまいました。こんなんだからダメなんだよなあ。

ペンS用のフィルターとフードを手に入れた当初から探しているんですけど、特にフードはびっくりするくらい高いですね。フィルターは今年の春の中古カメラフェアで箱付き3000円のものを見つけましたが、わりと高いので躊躇して買わずにいました。後から相場を調べたら、それでも割安だったことが分かって後悔しています。やはり欲しいものについては、ちゃんと調べておかないといけませんね。